事件の始まり



9月の初め頃のこと。
娘が次の土曜日に友だちと遊びに行ってもいいか?と尋ねてくれました。
なんとなーく、これはただの遊びではないなと思ったのです。
だって、なんか超ワクワクしているのです。

そこで、
「誰と、何を、いつからいつまで?」を紙に書いて教えてくれたら、判断できるよと伝えました。


すると、翌日、紙に書いて教えてくれました。
4〜5人で駅まで行って、プリクラをとりたいというもの。
「うん、いいよ」と送り出すつもりでした。


内緒の計画がばれる!!


ところが遊びにいく前日、お友だちのお母さんから連絡が。
「娘たちがカラオケに行くと言っています。5時間コースにしたそうですが、それでよかったですか?」

……え?カラオケは初耳。

我が家のルールでは小学生だけでのカラオケはダメなのです。

その場で「うちはNGですね」と伝えると、そのお母さんも「実は私もとても不安でした。やっぱりそうですよね、とホッとしました。」と。

娘が帰ってきたら話し合いをするので、我が娘の参加は、一旦保留にして欲しいこと。そして、カラオケに子どもたちだけ行かせるのはやはり難しいが前向きに解決する方法を考えること。を伝えました。


夕方、帰宅した娘に早速確認です。
私 明日の予定はどんな予定?
娘 プリクラを撮るんだよ。
私 カラオケに行くことになってるらしいじゃん
娘 カラオケは行くかわからない
私 5時間にしたんでしょ?
娘 そうじゃない。5時間は長いから、2時間にしようって決まったの。

…と、やはり“カラオケに行く”ことになっていたのですよ。


やってきた、大事な時間


私はここからがとても大事だと思っています。
ただ質問をして、違う点を淡々と指摘する。
そして、大事なのは「私が伝えたいことを全部言わない」こと。本当は1つだけと思っていますが、今回は二つだけに絞りました。


1. なぜ嘘はダメなのか?
信頼を壊してしまうから。信頼は壊れたらなかなか戻せない。
そして、嘘をついていてトラブルに巻き込まれたら助けられない。

2. なぜルールがあるのか?
危険があるから、回避するためにルールがある。
わからないなら聞くこと。


いやー話しているうちに結局3つになってましたね、私。 苦笑


最後に、
娘には「わかったことを自分の言葉で復唱してみて」とお願いしました。

そして彼女はブログにも書いてくれました。
うん、ちょっと違っていたけれど、だいたい理解できたようです。

やっぱり3つはムリだなと、私も反省。


自分に落とし込むために大事な時間


私は今回のお友だちのお母さんからのメールを見て、「キターーー!」って思いました。
ついに向き合って話し合える機会。
常日頃、ブツブツと大事なことを話していてもどこまで本人に落ちているかわかりません。こうやって、何かあった時こそ、ちゃんと考えら、本人にインストールできる機会だと思う。

こういう機会を経て、本人が考えられたり、自分で選択できる力を持てるようになるんだろうと思うのです。

だから、私はどうやって彼女に伝えられるんだろうか!?と試されているみたい。

今回は、どうかなー、私、70点くらいかな!

完璧に全部が伝わったわけではないけれど、彼女の中で、少しでも判断基準ができればいいなと思う。

そして、親子の信頼を育める機会になっているといいなと思うのです。
=========================================
SNSやってます。ぜひフォローください!
◎ Instagram → ID : m.takashima
◎ ツイッター → ID : @m_takashima

■□ 初出版「怒らなくても「自分からやる子」が育つ親の言動〇△」 □■



■□ 次女ここ店長のコーヒー豆ショップ「Coco's coffee」 □■
> https://cocoscoffee.base.shop/


■□ 長女うい「しょうがっこうがだいすき」出版 □■
小学生になる子たちへ向けた16個のアドバイス
 > https://peraichi.com/landing_pages/view/uibon
 
絵本にもなりました!



■□ 長女うい「小学生の私たちが知っているだけで せかいを変えることができる」出版 □■
小学3年生が当事者の方にインタビューしてわかったこと、感じたことをまとめました。LGBTq+を知るきっかけになれば幸いです。
> https://store.shopping.yahoo.co.jp/akimotoshoji/book-ui2.html

オードリー・タンさん、ロバート キャンベルさんへもインタビューが加わり、絵本にもなりました!



■□ 岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz □■
中小企業、起業家、商店、農業者・・・どんな方でも、事業の相談に無料で応じます。
 HP http://www.oka-biz.net/