私、1年半ほど前に髪の毛をバッサリ切りました。
髪型に飽きたなぁと思っていた時、娘に「私は短くするから、お母さんも短くしなよ」と言われ、「そうか、そうか」となんとなしに短くしたのです。
（ちなみに娘はその時、結局髪の毛を切りませんでした。笑）

短い髪型に「とても似合ってるよ」と言ってくれる人もたくさんいたのですが、娘たちからは「前のほうがよかった」「前のほうが似合ってた」と何度も言われ…。
いろいろ悩んだ末に、「やっぱり伸ばそう」と決めて、そこから1年半かけて髪を伸ばしてきました。

ここ最近は娘が言った長さを超え、「ここまで来たら、せっかくだし残りの人生の中で一度はちゃんと伸ばしてみよう」という、私の“やりきりたい癖”が発動し、そのまま伸ばし続けたのですが…。
最近ちょっと鬱陶しくなり、3センチほどカット。これで元通りです。
そこで娘に改めて聞いてみました。

「この髪型の方がいいんでしょう？」

すると返ってきたのは一言。
「それじゃない。」


……私の頭はパニックです。

だって結構似合ってるかな、と思ったんです。

しかも、前のほうがいいと言われたから、またこの髪型に戻したのに…「それじゃない」と。
「私が好きだと言ったのは、その髪型じゃない」と言われたわけですから。

長さも形も全部同じなのに、何が違うのかと問い詰めたところ、
「私は“メッシュ”が好きだったんだ」
とのこと。


……はい、私の敗因は“解像度の低さ”でした。


どんなことでも、解像度を高くするというのは本当に大事だなと実感しました。
お互いの持っているイメージが一致しない限り、ゴールには辿り着けない。
「この髪型」と言われても、それがどの部分を指していたのか。
私は自分の思い込みだけで突っ走ってしまったのです。
深く深く反省しました。

いつでもどんなことでも、こんなこと絶対に思っていることは一緒だって思っても、とにかく常に「これで合ってる？」という確認を怠らず、
お互いのイメージの解像度を高くすること。
これからはもっともっとめちゃめちゃ大事にします。