ある朝、登校時間まで残り15分。
娘の二人が髪の毛を整えているときのこと。
唐突に、喧嘩が始まる。
たぶん、朝のせい。低気圧のせい。だいたい思春期のせい。
お互いにお互いが、ブツブツ言ってる。
「ブツブツ言ってきた!」「そんなこと言ってない!」「それは、〇〇さんの方でしょ!」・・・
最終的には、そのクシがあたったとか、あたらなかったとか。
私は一言言いたい、「どーでもいい。」
2〜3分の押し問答の末、妹側が「キーーーーっ!」と泣いて怒り狂う。
ドンドンと足音を立てて、階段を勢いよく登る。
バタンっ!!!!!!と、勢いよく自分の部屋のドアを閉める。
「キーーーーーーーーーっ!!!」
「バカヤローーーーーーーーー!!!!!」
怒りは大爆発。

「ああ、間に合いそうだったけど、今日はもうまにあわないな。」
と、私は彼女の定時登校を諦めた。
しかし、2分後。
彼女は階段を降りてきた!!
まだちょっとムッとしている模様。
でも
泣いてはいない。
取り乱すこともない。
ドンドン音を立てることもない。
淡々と出かける準備の続きを始める。
そして、
5分もしないうちに、ムッともなくなる。
平常運転。
私 もう出かける時間。おしゃべりやめてランドセルしょう!
娘 うん!!
私 はい!行ってらっしゃい!気をつけて!
娘 うん!いってくる!!
あまりの平常運転さに、私も5分後くらいに気がついた、
「ああ、今日、ケンカしたんだ!」
「何事もなくちゃんと出かけた!!すごいじゃん!!!!」
彼女は長い長い反抗期中。
かつ、とにかく、マイペース。
だからか、朝は苦手。
入学してから、通学団の集合時間に出かけられないこともよくあった。
将来は、朝が遅い仕事に就いたらいいよねって私は思っていたほど。
しかし、最近、変化がある。
彼女は怒るには怒る。
けど、そこからの立ち直りが徐々に早くなり、今はかなり早い。
一旦、場所を変えて、気持ちを整えて、またかなり短いスパンで戻ってくるようになった。
そして、朝はほぼ集合時間にいき、登校している。
時間をかけて彼女はちゃんと成長している。
中期的に、できるようになったことがどんどん増えている。
反抗期もあって、彼女はすぐに怒る。とにかく怒る。
私も一緒に怒ってみたり、様子を見てみたり、困ってみたりしていた。
私はどうしたものかと悩んだし、彼女もどうにかしたいと思っていたけど自分でもどうにもできないようだった。
でも、よく彼女を観察してわかった。
彼女は、自分が自分でやりたいと思う自我が成長したけど、できない自分とか、理解をしてくれない・思い通りにならない環境とか結果に葛藤し、怒っている。
彼女は彼女と向き合うこと、彼女の怒りと向き合うことでしか、これは解決しない。
そう思ってちょっと距離を置いてそっと見守ってみる。
ちょっとだけこそっとサポートする。
アンガーマネージメントの本を買ってそっと置いてみたりもした。
彼女は、その本を時々読み返していた。
彼女は本当に努力したんだと思う。
そして、自分にできることも増えてきて、自分との折り合いがつくようになってきたんだと思う。
怒りからの立ち直りがすごく早くなった。
最近、彼女とこのことについて話した。
すっごく褒めた。素晴らしいね。
そして、次の目標として、これまで「10」怒っていたのを、まず「8」くらいに減らそうかと伝えたところだったの。
朝、彼女はとにかく弱かった。
すごくマイペースな彼女。
支度が間に合わない。朝は機嫌も悪い。
でも、間に合う時間に起きれるか問題。
1年生の時、そもそも起きられない。
そして、もうちょっとで、通学団の集合時間に間に合わない。
最初はせかした。
せかしたら、もちろん怒る。
かつ、間に合うわけじゃない。
いや間に合うことも、多少はあった。
でも、怒って泣いて、無理やり、引きずりだすに近い感じ。
「これ、幸せなんだろうか?」って私は自問自答した。
私の答えは「No」。
怒って始まる一日は、本当に素晴らしく楽しい1日になるだろうか。
怒って別れたお互いの印象は、これが最後の別れになってしまったら、後悔を残さないだろうか。人生何があるかなんてわからないのに。
しかも気づいたの。
そもそも、通学団の集合時間は学校の始業時間ではない。学校に到着する時間は始業時間の30分以上も前だ。
間に合わない弊害は、私が学校まで送っていくこと。
ちょっと送っていくくらいで、彼女の1日が楽しくなるならいいじゃないか。
しかも、無理やりせかして間に合わせることが日常化したら、何か大事なサインを見落としたりしちゃうかもしれないな。
一番大事なことは、彼女が楽しい1日を過ごせること。
そのための朝のスタートを切ること。
そうゴールの優先順位を変えた。
そして、まずは始業時間に間に合うことを朝の目標に置くことにした。
だから通学団の集合時間には、まあ間に合わなくてもいいか。
しかし、「約束の時間を守る」は叩き込んで教えないとできない子になっちゃうよって議論もある。
でも、でもです、
そもそも大人だってできたりできなかったりするじゃん。
6歳になったからと、急にできるようにはならない。
そもそも約束された時間は始業時間。
そもそも彼女のスタンスは間に合いたい。
朝が弱いって特性の人間だって本当にいる。
って、諸々、私の中で整理ができ、
「約束をまもる大事さがわかる」ことを学ぶために「朝の集合時間に間に合うようになる」のは、小学校6年間かけてできるように成長しよう。とゴールを置いたのです。
そう、私の子育てのスタンダードは、
小学校になったらできる!なんてスーパー小学生はほぼいない。
小学校6年間かけて、成長し、いろんなことができるようになること。
例えば、忘れ物は大人だってするし、でも6年間かけて、できるだけ忘れ物をしないようにどう工夫するかを自分で考え、工夫できるようになったらいい。
そういう感じ。
朝もそうだし、
怒りもそうだし、
時間ルールもそうだ。
長女の時もそうでした。
確かにできないその時は焦ります。
でも焦ると無駄に叱ることが増えるんです。良いことはあまりない気がする。
6年かけて取り組んでみると、いろんなことができるようになるんです。
親のポジションは、
例え話でよくある、食料が足りない時に、魚を与えるよりも魚の獲り方を教えることが大事。ってことと同じような気がする。
親が無理やりやれるようにしてやるよりも、自分で問題意識を持って解決できる力を備え、自分でできるようになることを大事にする。
このやり方はちょっと時間もかかるし、手間もかかる。
親が手を出したほうが早いから親の忍耐力も必要だし、周りとの調整も必要だったりする。
でも、こうやって子育てに取り組んでみると、そのことができるようになるだけじゃなくて、それによって自分で考える、何かを解決する力が備わり、それは他にも同じように考えて、応用できるようになると私は彼女たちを見て感じる。
彼女たちは、思っていたよりも早く達成できたりして、驚きと感動がある。
子どもたちって、本当にすごい成長力。
そしてコツを掴むとさ、他のこともスルッとやっちゃったりするの。
そんな彼女たちを見て、私もこうしよって気づきも多いし、見習わねばって思うことも多い。
子育てって本当に不思議。私が一緒に育てられているよね。
私も彼女たちと一緒にしっかり成長しよ。
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娘の二人が髪の毛を整えているときのこと。
唐突に、喧嘩が始まる。
たぶん、朝のせい。低気圧のせい。だいたい思春期のせい。
お互いにお互いが、ブツブツ言ってる。
「ブツブツ言ってきた!」「そんなこと言ってない!」「それは、〇〇さんの方でしょ!」・・・
最終的には、そのクシがあたったとか、あたらなかったとか。
私は一言言いたい、「どーでもいい。」
2〜3分の押し問答の末、妹側が「キーーーーっ!」と泣いて怒り狂う。
ドンドンと足音を立てて、階段を勢いよく登る。
バタンっ!!!!!!と、勢いよく自分の部屋のドアを閉める。
「キーーーーーーーーーっ!!!」
「バカヤローーーーーーーーー!!!!!」
怒りは大爆発。

私の覚悟、裏切る結末
「ああ、間に合いそうだったけど、今日はもうまにあわないな。」
と、私は彼女の定時登校を諦めた。
しかし、2分後。
彼女は階段を降りてきた!!
まだちょっとムッとしている模様。
でも
泣いてはいない。
取り乱すこともない。
ドンドン音を立てることもない。
淡々と出かける準備の続きを始める。
そして、
5分もしないうちに、ムッともなくなる。
平常運転。
私 もう出かける時間。おしゃべりやめてランドセルしょう!
娘 うん!!
私 はい!行ってらっしゃい!気をつけて!
娘 うん!いってくる!!
あまりの平常運転さに、私も5分後くらいに気がついた、
「ああ、今日、ケンカしたんだ!」
「何事もなくちゃんと出かけた!!すごいじゃん!!!!」
成長するとは、できることが増えるということ
彼女は長い長い反抗期中。
かつ、とにかく、マイペース。
だからか、朝は苦手。
入学してから、通学団の集合時間に出かけられないこともよくあった。
将来は、朝が遅い仕事に就いたらいいよねって私は思っていたほど。
しかし、最近、変化がある。
彼女は怒るには怒る。
けど、そこからの立ち直りが徐々に早くなり、今はかなり早い。
一旦、場所を変えて、気持ちを整えて、またかなり短いスパンで戻ってくるようになった。
そして、朝はほぼ集合時間にいき、登校している。
時間をかけて彼女はちゃんと成長している。
中期的に、できるようになったことがどんどん増えている。
自分と向き合い成長する反抗期
反抗期もあって、彼女はすぐに怒る。とにかく怒る。
私も一緒に怒ってみたり、様子を見てみたり、困ってみたりしていた。
私はどうしたものかと悩んだし、彼女もどうにかしたいと思っていたけど自分でもどうにもできないようだった。
でも、よく彼女を観察してわかった。
彼女は、自分が自分でやりたいと思う自我が成長したけど、できない自分とか、理解をしてくれない・思い通りにならない環境とか結果に葛藤し、怒っている。
彼女は彼女と向き合うこと、彼女の怒りと向き合うことでしか、これは解決しない。
そう思ってちょっと距離を置いてそっと見守ってみる。
ちょっとだけこそっとサポートする。
アンガーマネージメントの本を買ってそっと置いてみたりもした。
彼女は、その本を時々読み返していた。
彼女は本当に努力したんだと思う。
そして、自分にできることも増えてきて、自分との折り合いがつくようになってきたんだと思う。
怒りからの立ち直りがすごく早くなった。
最近、彼女とこのことについて話した。
すっごく褒めた。素晴らしいね。
そして、次の目標として、これまで「10」怒っていたのを、まず「8」くらいに減らそうかと伝えたところだったの。
マイペースと時間をまもるとのバランス感覚が育つ
朝、彼女はとにかく弱かった。
すごくマイペースな彼女。
支度が間に合わない。朝は機嫌も悪い。
でも、間に合う時間に起きれるか問題。
1年生の時、そもそも起きられない。
そして、もうちょっとで、通学団の集合時間に間に合わない。
最初はせかした。
せかしたら、もちろん怒る。
かつ、間に合うわけじゃない。
いや間に合うことも、多少はあった。
でも、怒って泣いて、無理やり、引きずりだすに近い感じ。
「これ、幸せなんだろうか?」って私は自問自答した。
私の答えは「No」。
怒って始まる一日は、本当に素晴らしく楽しい1日になるだろうか。
怒って別れたお互いの印象は、これが最後の別れになってしまったら、後悔を残さないだろうか。人生何があるかなんてわからないのに。
しかも気づいたの。
そもそも、通学団の集合時間は学校の始業時間ではない。学校に到着する時間は始業時間の30分以上も前だ。
間に合わない弊害は、私が学校まで送っていくこと。
ちょっと送っていくくらいで、彼女の1日が楽しくなるならいいじゃないか。
しかも、無理やりせかして間に合わせることが日常化したら、何か大事なサインを見落としたりしちゃうかもしれないな。
一番大事なことは、彼女が楽しい1日を過ごせること。
そのための朝のスタートを切ること。
そうゴールの優先順位を変えた。
そして、まずは始業時間に間に合うことを朝の目標に置くことにした。
だから通学団の集合時間には、まあ間に合わなくてもいいか。
しかし、「約束の時間を守る」は叩き込んで教えないとできない子になっちゃうよって議論もある。
でも、でもです、
そもそも大人だってできたりできなかったりするじゃん。
6歳になったからと、急にできるようにはならない。
そもそも約束された時間は始業時間。
そもそも彼女のスタンスは間に合いたい。
朝が弱いって特性の人間だって本当にいる。
って、諸々、私の中で整理ができ、
「約束をまもる大事さがわかる」ことを学ぶために「朝の集合時間に間に合うようになる」のは、小学校6年間かけてできるように成長しよう。とゴールを置いたのです。
親のポジションは、子どもが「力を育てる」サポートをすること
そう、私の子育てのスタンダードは、
小学校になったらできる!なんてスーパー小学生はほぼいない。
小学校6年間かけて、成長し、いろんなことができるようになること。
例えば、忘れ物は大人だってするし、でも6年間かけて、できるだけ忘れ物をしないようにどう工夫するかを自分で考え、工夫できるようになったらいい。
そういう感じ。
朝もそうだし、
怒りもそうだし、
時間ルールもそうだ。
長女の時もそうでした。
確かにできないその時は焦ります。
でも焦ると無駄に叱ることが増えるんです。良いことはあまりない気がする。
6年かけて取り組んでみると、いろんなことができるようになるんです。
親のポジションは、
例え話でよくある、食料が足りない時に、魚を与えるよりも魚の獲り方を教えることが大事。ってことと同じような気がする。
親が無理やりやれるようにしてやるよりも、自分で問題意識を持って解決できる力を備え、自分でできるようになることを大事にする。
このやり方はちょっと時間もかかるし、手間もかかる。
親が手を出したほうが早いから親の忍耐力も必要だし、周りとの調整も必要だったりする。
でも、こうやって子育てに取り組んでみると、そのことができるようになるだけじゃなくて、それによって自分で考える、何かを解決する力が備わり、それは他にも同じように考えて、応用できるようになると私は彼女たちを見て感じる。
彼女たちは、思っていたよりも早く達成できたりして、驚きと感動がある。
子どもたちって、本当にすごい成長力。
そしてコツを掴むとさ、他のこともスルッとやっちゃったりするの。
そんな彼女たちを見て、私もこうしよって気づきも多いし、見習わねばって思うことも多い。
子育てって本当に不思議。私が一緒に育てられているよね。
私も彼女たちと一緒にしっかり成長しよ。
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■□ 長女うい「小学生の私たちが知っているだけで せかいを変えることができる」出版 □■
小学3年生が当事者の方にインタビューしてわかったこと、感じたことをまとめました。LGBTq+を知るきっかけになれば幸いです。
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