子どもに「どう育ってほしいのか?」


先日、本の編集者の池田さんと話をしていて、ハッとした。

「将来、自分で考える子になってほしいと思っているのに、今その瞬間やっていることはただ叱って子どもの行動を変えさせている。こう育ってほしいという将来像とそれって全然繋がらないって気づいた」
あ〜本当だ!!ってなったのがとても印象的でした。

子育てって、本当に大変なのですよ。
なんかさ、段取りを組んでも、なんでかよくわからず機嫌損ねたりしてさ。
いやいや普通こうするよねってことも、論理的に進まなくてさ。
だから、親は目の前にあるその子育ての大変さを乗り越えることに精一杯になりがちなんですよね。私も、もちろんそう。
よくわかる。

でも、大変な時もそうでない時も子どもと接している時間であることに変わりはない。
むしろ、大変な時は子どもにより手をかけている時だったり、何か親との相違が生まれている時で、積極的に話しかけるタイミングだったり、行動を変えて欲しいタイミングだったりする。


一番変えてほしことを、説明を添えて伝える


昨晩もそうでした。
一人の娘が、お風呂に入った後に、宿題をして、必ず9時半に寝る、という約束をした。
実際には、9時半になっても寝なくて、なんなら「そんなことを言った覚えはない!勝手に作らないでよ!」と言い放った。

カッチーーーーーーーん
ってなる。

でも、冷静に、そこで伝えるのは、約束を破らないでほしいということ。
これはあなたがした約束だ。
そんなふうに約束を破ったら、私はあなたを信用できないよ。
守ってくれないんだって。
約束を破ったら、もう次はあなたは信用されなくなる。
どうせ、また約束破るんでしょ、ってみんなが思うようになる。
それは、回り回って、結局自分が一番悲しい。
誰もあなたを信用しないって、こんなに悲しいことはない。誰も約束をしてくれなくなるんだよ。
だから約束したら破ったらダメだ。
って。

いろいろ言いたいけど、伝えることはできれば一つ。
一番大事なことだけを伝える。

私は、彼女が信頼される人間になって欲しい。
だから、自分がした約束をまもることが大事だと知ってほしい。
ただそれだけなのです。

だからなぜそうして欲しいのかをちゃんと説明して、行動を変えるように促します。

詳しくは、私の著書94ページ!笑
怒らなくても「自分からやる子」が育つ親の言動〇△×
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何の習い事かよりも大事なこと



冷静になると、「どう育ってほしいか?」がそれぞれにある。
「こう育ってほしい」からブレイクダウンすると、自分がどう接したらいいか?が見える。
そうすると、子どもへの自分の言動が変わると思う。

それは、多分、何の習い事するか?とか、どこの塾行くか?とか、ちゃんと学校に行くか?とか、よりも、多分、日々の親の接し方のが大事なんじゃないかなと私は思う。

もちろん上手く行く時ばかりじゃないし、子どもが理不尽すぎて心が追いつかない時もあるけど。
でも、この瞬間の対応が子どもの次につながる一歩かもと思ったら、それはそれでちょっとだけ冷静になって話しかける言葉を探せるかなーと思ったりする。
そうやって、カーッとなってみたものを、グッと堪える私です。


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