実はこう見えてっていうか、どう見えているかわからないけど、すっごい人見知りなんです。
人と話すのってすっごい勇気がいる派。
保育園のお母さんたちに何を話しかけていいのかわからないくらい。
なので、お友だちも少ないんです。

そんな私は、話題の音声SNSクラブハウスに登録して、2週間以上経っている。
人の事業とかはいいじゃんとか言ってルーム作ったりしてみたけど、自分的にほぼ活用できていないし、ほぼしゃべっていない。

このままでもいいかと思いつつも、まあ始めたわけだし、話題だし、とにかく、私なりの何かクラブハウスの使い方を探してみるものいいかもしれない。
何事も動いてみるべし。
そう思って、本日の昼間にクラブハウスで「起業」をテーマに一人でルームを立ち上げてみたわけです。
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そんな私を横目に、開催時間が迫った時に夫が言ってくれたんです。
「誰かを呼ばないと成功しないよ。誰か呼びなよ。」


もうすぐはじまる。
そう思って、ちょっとドキドキしている私に大パンチ!
一瞬にして、ストンとモチベーション低下。
確かに、クラブハウスごときで、ドキドキしてどうするんだってツッコミもあるかもしれません。

くーーーーーっ!もうやめてやる!!


そんな私がテンションがダダ下がったことを察した夫。
「子どもの反応と一緒じゃん。
 成功した方がいいと思って言ってあげてるのに。」


テンションダダダダ下がる。
ってなったのが、はじまる15分前。

人がすごい思い切ってチャレンジするのに、なんで水を差すんだ!


でもね、冷静になって考えたんです。

なんで夫はそういうのか?
なんで私はムッとするのか?
時に世の中の多くの人は、チャレンジすることを、誰かのたった一言でやめてしまうのか?


夫は、ただただ成功体験を積んで欲しいという親心だったと思うんです。
やるからには、うまくやる方法を教えたかった。
私のことを思って言ってくれたこと。
ただただ親切心なんです。

でも、私はというと、
この一歩踏み出した勇気にいっぱいいっぱい。
成功するかどうかはどうでもよかった。
とにかく、何かをしようと動かなきゃって。
うまくいかなくてもよしとする。
人を誘うなんて勇気なんてない。
そもそも誘う人は誰か、成功シナリオを考えないといけないのか。
そもそもそんなイベントチックに成功させないとやっちゃいけないのか?
やるからには、なんでも成功しなきゃいけないのか!

そんなことを思ってしまったのです。


そう、
夫の言っていることは冷静になるとよくよくわかる。
彼は全て正しいんです。
全て正しい。
それもとてもよくわかってる。


これってね、
私もオカビズなどで常にチャレンジする事業者さんに寄り添う中で、やっていることなんですよね。
とにかくチャレンジしてもらったら、その動いたことが少しでも、ちょっとだけでも良い方向に動く。小さくてもいいから成功体験につながる。
すると、動いたらいいことあるじゃん!
そう思って、モチベシーションが上がりもっとやってみようと思う。
だから、いかにちょっとでも成功するかってやり方を考えるんです。

そう、
成功した方が楽しいし、そしてもうちょっとやりたくなる。


そして、振り返ってみるとね、子どもが何かやろうとした時も、私がそうしていることあるんです。
「もうちょっとこうするといいよね」ってふと言ってしまう。
まだ、やりもしないのに。
もちろん、子どもはテンションダダ下がり。
なんなら、やめる。怒る。その通りになんて絶対にやらない。
私は、せっかくうまくいくように言ってあげてるのに!プンプン


これ、見えない盲点がたくさんあったなー。
私は今回冷静になって思う。

人には、それぞれにとってのハードルがたくさんある。
同じことでも人によって、そのチャレンジの大きさは違う。
確かに何かするなら成功した方がいいのは間違いない正論なんですよ。
失敗したら次にチャレンジしなくなるかもしれない。
でもね、でも、そのチャレンジが思い切ってのチャレンジの時って、実は成功か否かはどうでもよくて、まずはそのチャレンジをした自体がその人にとってとっても尊いということがある。
それはリスペクトし、それ自体を心から応援する。
そのことがとても大事。
その次に、じゃあ、もう一回、今度はもう少しだけ成功するようにしてみる。
なんかそんなステップを踏んでもいいよねって思いました。


私はね、多分、本当はチャレンジの機会なんて、いくらでもあると思ってるんです。
みんな、社会で一回失敗したらもうおしまいだっていうけど、私はそう思わない。
だって、私も人生つまづいてきた派だから。
だから、成功か、失敗かなんて関係なくて、多分。
チャレンジしたかしないか、それがとても大事だと思う。
本当に、成功しないチャレンジは意味がないのか?
これはね、私にはわからない。
本当は成功するようにチャレンジしないと意味がないのかもしれない。
でも、私は成功しないチャレンジもいいと思うんです。
でも、チャレンジしたことで何か気づけることは必ずある。
そして、どんなことにでもチャレンジするハードルが下がることの方がずっと大事だと思ったんです。

子どもたちをみていて、思う。
彼らは、まずやってみよう。
そう思ったらすぐにチャレンジする。
これって素晴らしいの。偉大でしょ。だって大人はすぐ成功するかしないかを考えるから。

だからね、私は、今の彼女たちのままがいいと思う。
成功するかどうかじゃなくて、自分がチャレンジしたいかどうかで動く。
なんでもまずは、とりあえずやってみよう。
やってみて、ああ、じゃあ次はこうしてみよっか。そうやって、努力を重ねていける。


まずはチャレンジしてみる。
でも、その次には自ずと試行錯誤がやってくる。


なんだろうか、子どもってすごいですよね。
そうやって動いている。
そして、その芽を積んでいるのは実は大人かもしれないと思えたことが、今日はとてもとても尊い学びをえた日でした。


私は、愛情深いみなさんから、昔からよく言われています。
「あなたは努力の人ね。」
「無駄な動きが多いね、いい意味で。」
私の中学の校長先生が、再開した時に言いました。
「でも、その無駄な動きは、あなたを輝かせる原動力になっているね。
 抵抗は大きい方が明るい。遠回りは決して無駄じゃないよ。素晴らしい。」


なんか、今日1日を振り返っていたらとっても感動した。
一人で感動の嵐。
深い学びをくれた夫に、心から深く感謝をしています。
本当に感謝しているよ。本当。

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