4歳のあす、運動会でした。
あすは、
家ではギャングというよりも超暴れん坊、
外では超絶シャイな4歳。
三女として、
なんとか姉たちに立ち向かおうと、
主張を通そうとすると、言葉よりも手が先に出てしまったり、
または、
とにかく聞く耳持たずに、自分を表現してみたくなる、
そういうことなのかもしれません。
一方で、
生活発表会では、寝たふりをしてやり過ごす常習犯の超絶なシャイガールです。
泣いている子はみても、寝たふりをする子は、あすが最初で最後です。
年少さんまでの運動会なら、
ダンスはしません。
鉄棒やマット運動は、ちょっとやります。
体操などもしません。
かけっこは、お友だちと手を繋いでゴールします!
って感じです。
そんな彼女の運動会に向けてダンスの練習をしていると先生から聞き、
「ダンスを見せて〜!」とお願いすると、
半分くらいまでやってくれて、
そして、
恥ずかしくなってウタウダ・・・。
で、
結局、最後まで見せてくれることもなく、本番でした。
でもね、
かけっこも、
ダンスも、
鉄棒・マットも、一生懸命にやっていました!!
とっても素敵!!!
やはり、4歳ってサイコー!
そんなシャイガール&超絶暴君なあすは、
愛想もよければ、
親の言うこともお構い無しで、
やることも半端ないんです。
4歳だからですけどね、枠がない。
正直に、上2人とはちょっと違うくらい手がつけられない感あります。
一方で、三女だからなのか、
年上に憧れると言うか、
年上に従うみたいな、子分感も半端ないんです。
時には長女ういの子分になったり、
初めて会った年上とかには、もう金魚の糞みたいに、
ベッタリして、同じことをしちゃいます。
そう、
すぐ手下になっちゃう。
特に外では、
枠にはめられればすぐ枠にはまっちゃう。
外では大人しくていい子。
で、
窮屈なのか、家では荒れる。やりたい放題。
私にはそう見える。
私的にはそうやって型にはまり、
自分の欲求が溜まる気がして、少し心配しました。
事件もありました。
半年ほど前に親分になったお姉さんがいて、
彼女が、鉛筆で腕を刺せ!と命令し、
二人で、腕に鉛筆を指したそうです。
正直に私自身が、ちょっと身の危険を感じたこともあります。
彼女には、とても自由感があります。
その自由感をなくすことなく、枠にはまることなく、
彼女が面白い、楽しいと言う世界観のまま育って欲しい。
家のままのあすが良いのです。
自由な発想で、楽しいことをより楽しく。
自分が思うように動いてみたり、
人の顔色も気にせずに、
自分がやりたいと思ったことを、やってみるその姿勢。
いや、暴れん坊は多少改善したいですが、
型にはまるくらいなら我慢すべきかと思います。
そこで、一大決心で、
これまでの保育園をやめて、
少人数で、型にはめない保育園に転園しました。
これは私にとってもチャレンジでした。
保育園って、流れがあって、
一人目の時は、初めてでドキドキするわけです。
でも、ああこう言うものなのか、とわかる。
で、
二人目で、ちょっと慣れながら、緊張しながら、やっていて、
よしよしって思う。
三人目は、もう慣れたもので、流れで生きていく。
そんなルーチンを、捨てようと思ったんです。
何もしなかったら、毎日が流れていってしまう三番目の子育て。
三人目だからこそ、
手をかけてあげよう、
向かい合って、時間をかけよう。
そう思った。
保育園を変わると、
わからないことだらけに加えて、
例えば、毎日、フルーツを持っていったり、
箸を持っていったり、
3時のおやつを持っていったりする手間が増えるわけです。
まあ、そのくらいって思うでしょ?!
怠惰マン私には、ちょっと、あ〜!!って思っちゃう。
でも、
そこは自分への意識として、「手を掛ける」と決めたわけですよ。
この4月、通い始め、
私の心配もよそに、
彼女はとてもワクワクして、もうめちゃめちゃ楽しく通いました。
でもね、
ふとしたタイミングもあって、
大きな不安感か何かに気づいたんです、たぶん。
10日ほど経ったころ、急に「行かない!」が始まりました。
朝、
お布団から出ない。
起きない。
パジャマのままがいい。服は嫌。
ご飯は食べない。
靴なんてはかない。
カバンはいらない。
彼女は、ありとあらゆる抵抗をする。
私は、とりあえず、
なんとかパジャマを脱がせる。
なんとかいってる間に気が紛れてパンを少し食べてもらう。
なんでもいいから服を着てもらう。
そして、
おんぶして車へゴー!
殴られても、
蹴られても、
泣かれても、
怒鳴られても、
とにかく、
耐えて、気がまぎれるのを待ち、
最悪紛れなくても、なんとか保育園で「さよなら」をいう。
そんな約1ヶ月を過ごしました。
でも、一向に変わらない、
「あー、もういい。終わりにしよう。」
と、私の心が折れました。
もちろん、
保育園にさえ行けば、楽しく過ごしているのは知っていました。
朝だけ、
送り際だけ、
もう少しだけ。
こんなこと、小さな子はよくあること。
慣れれば、きっと大丈夫。
そう思ってたけど、
もう少ししたら慣れるかもしれないけど、
でも、どれだけたっても慣れないかもしれない。
そんなに嫌なのに、
通わせるなんて、逆に心に傷よ。
そう思い、
違う保育園を探そうと思いました。
違う保育園を探す決意をして、2〜3日後、
彼女は朝、自分で着替えて起きて来たんです!!!!
その日は、
ユニフォームは着ずに出かけて行きました。
バッグはいらない。
翌日は、
ユニフォームを着て、草履で出かけました。
バッグは持ってって。
翌日は、
ユニフォームを着て、バックを持って出かけました。
草履を履いて。
「草履でもかけっこできるから!」
そして、
数日後、草履もやめました。
でも、
車には置いておいて、と。
その日、
お迎えの後、履き替えて、もう一度保育園へ行き、恥ずかしそうに先生に見せてました。
これは、彼女のお気に入りなんだな。
そんなこんなで、
今、
彼女は、楽しく通ってます。
先生に聞くと、
延長保育の時間の彼女の仕切りっぷりは格別だそうです。
ちなみに、
この保育園には年上の子がいないんですよね。
自分で起きてきてから3週間ほどがたつかな。
今でも、
たまに気分の乗らない日もあるけど、
彼女はとても楽しそうに通っていて、
今では送っていくと、「さよなら」も振り返らずに、クラスに向かう。
とても、楽しいみたい。
この2ヶ月半は、お互いに苦しかったけど、
でも彼女の運動会を見て、よかったんじゃないかって思ったりもする。
子どもにとって、何が一番良いかはわらかない。
ずっと模索しているし、
私の選択が正しいとは限らないけど、
その都度向き合いながら、
子どもたちの強みがのばせること、
何よりも、子どもたちの良さを潰さないように、
育てていきたいなと、
これからも、試行錯誤しています。
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絵本にもなりました!
あすは、
家ではギャングというよりも超暴れん坊、
外では超絶シャイな4歳。
三女として、
なんとか姉たちに立ち向かおうと、
主張を通そうとすると、言葉よりも手が先に出てしまったり、
または、
とにかく聞く耳持たずに、自分を表現してみたくなる、
そういうことなのかもしれません。
一方で、
生活発表会では、寝たふりをしてやり過ごす常習犯の超絶なシャイガールです。
泣いている子はみても、寝たふりをする子は、あすが最初で最後です。
年中さん4歳って、すごいっ!
年少さんまでの運動会なら、
ダンスはしません。
鉄棒やマット運動は、ちょっとやります。
体操などもしません。
かけっこは、お友だちと手を繋いでゴールします!
って感じです。
そんな彼女の運動会に向けてダンスの練習をしていると先生から聞き、
「ダンスを見せて〜!」とお願いすると、
半分くらいまでやってくれて、
そして、
恥ずかしくなってウタウダ・・・。
で、
結局、最後まで見せてくれることもなく、本番でした。
でもね、
かけっこも、
ダンスも、
鉄棒・マットも、一生懸命にやっていました!!
とっても素敵!!!
やはり、4歳ってサイコー!
型にはまる女
そんなシャイガール&超絶暴君なあすは、
愛想もよければ、
親の言うこともお構い無しで、
やることも半端ないんです。
4歳だからですけどね、枠がない。
正直に、上2人とはちょっと違うくらい手がつけられない感あります。
一方で、三女だからなのか、
年上に憧れると言うか、
年上に従うみたいな、子分感も半端ないんです。
時には長女ういの子分になったり、
初めて会った年上とかには、もう金魚の糞みたいに、
ベッタリして、同じことをしちゃいます。
そう、
すぐ手下になっちゃう。
特に外では、
枠にはめられればすぐ枠にはまっちゃう。
外では大人しくていい子。
で、
窮屈なのか、家では荒れる。やりたい放題。
私にはそう見える。
私的にはそうやって型にはまり、
自分の欲求が溜まる気がして、少し心配しました。
事件もありました。
半年ほど前に親分になったお姉さんがいて、
彼女が、鉛筆で腕を刺せ!と命令し、
二人で、腕に鉛筆を指したそうです。
正直に私自身が、ちょっと身の危険を感じたこともあります。
暴れん坊でも今のままの良さがある
彼女には、とても自由感があります。
その自由感をなくすことなく、枠にはまることなく、
彼女が面白い、楽しいと言う世界観のまま育って欲しい。
家のままのあすが良いのです。
自由な発想で、楽しいことをより楽しく。
自分が思うように動いてみたり、
人の顔色も気にせずに、
自分がやりたいと思ったことを、やってみるその姿勢。
いや、暴れん坊は多少改善したいですが、
型にはまるくらいなら我慢すべきかと思います。
そこで、一大決心で、
これまでの保育園をやめて、
少人数で、型にはめない保育園に転園しました。
3人目だからこそ、あえて手を掛ける
これは私にとってもチャレンジでした。
保育園って、流れがあって、
一人目の時は、初めてでドキドキするわけです。
でも、ああこう言うものなのか、とわかる。
で、
二人目で、ちょっと慣れながら、緊張しながら、やっていて、
よしよしって思う。
三人目は、もう慣れたもので、流れで生きていく。
そんなルーチンを、捨てようと思ったんです。
何もしなかったら、毎日が流れていってしまう三番目の子育て。
三人目だからこそ、
手をかけてあげよう、
向かい合って、時間をかけよう。
そう思った。
保育園を変わると、
わからないことだらけに加えて、
例えば、毎日、フルーツを持っていったり、
箸を持っていったり、
3時のおやつを持っていったりする手間が増えるわけです。
まあ、そのくらいって思うでしょ?!
怠惰マン私には、ちょっと、あ〜!!って思っちゃう。
でも、
そこは自分への意識として、「手を掛ける」と決めたわけですよ。
親子で、心が折れた1ヶ月
この4月、通い始め、
私の心配もよそに、
彼女はとてもワクワクして、もうめちゃめちゃ楽しく通いました。
でもね、
ふとしたタイミングもあって、
大きな不安感か何かに気づいたんです、たぶん。
10日ほど経ったころ、急に「行かない!」が始まりました。
朝、
お布団から出ない。
起きない。
パジャマのままがいい。服は嫌。
ご飯は食べない。
靴なんてはかない。
カバンはいらない。
彼女は、ありとあらゆる抵抗をする。
私は、とりあえず、
なんとかパジャマを脱がせる。
なんとかいってる間に気が紛れてパンを少し食べてもらう。
なんでもいいから服を着てもらう。
そして、
おんぶして車へゴー!
殴られても、
蹴られても、
泣かれても、
怒鳴られても、
とにかく、
耐えて、気がまぎれるのを待ち、
最悪紛れなくても、なんとか保育園で「さよなら」をいう。
そんな約1ヶ月を過ごしました。
でも、一向に変わらない、
「あー、もういい。終わりにしよう。」
と、私の心が折れました。
もちろん、
保育園にさえ行けば、楽しく過ごしているのは知っていました。
朝だけ、
送り際だけ、
もう少しだけ。
こんなこと、小さな子はよくあること。
慣れれば、きっと大丈夫。
そう思ってたけど、
もう少ししたら慣れるかもしれないけど、
でも、どれだけたっても慣れないかもしれない。
そんなに嫌なのに、
通わせるなんて、逆に心に傷よ。
そう思い、
違う保育園を探そうと思いました。
必ず転機は訪れる
違う保育園を探す決意をして、2〜3日後、
彼女は朝、自分で着替えて起きて来たんです!!!!
その日は、
ユニフォームは着ずに出かけて行きました。
バッグはいらない。
翌日は、
ユニフォームを着て、草履で出かけました。
バッグは持ってって。
翌日は、
ユニフォームを着て、バックを持って出かけました。
草履を履いて。
「草履でもかけっこできるから!」
そして、
数日後、草履もやめました。
でも、
車には置いておいて、と。
その日、
お迎えの後、履き替えて、もう一度保育園へ行き、恥ずかしそうに先生に見せてました。
これは、彼女のお気に入りなんだな。
そんなこんなで、
今、
彼女は、楽しく通ってます。
先生に聞くと、
延長保育の時間の彼女の仕切りっぷりは格別だそうです。
ちなみに、
この保育園には年上の子がいないんですよね。
自分で起きてきてから3週間ほどがたつかな。
今でも、
たまに気分の乗らない日もあるけど、
彼女はとても楽しそうに通っていて、
今では送っていくと、「さよなら」も振り返らずに、クラスに向かう。
とても、楽しいみたい。
この2ヶ月半は、お互いに苦しかったけど、
でも彼女の運動会を見て、よかったんじゃないかって思ったりもする。
子どもにとって、何が一番良いかはわらかない。
ずっと模索しているし、
私の選択が正しいとは限らないけど、
その都度向き合いながら、
子どもたちの強みがのばせること、
何よりも、子どもたちの良さを潰さないように、
育てていきたいなと、
これからも、試行錯誤しています。
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