毎朝、
私たちは修羅場に立っています。
私 今日は食パンだよ。
子 え〜!じゃあ焼いてバター。
私 どうやって食べる?
切る?1枚?
子 ん〜、こう切って、こう切って。
私 こう、って、どうよ?
子 だから、こうやって、切って。こうやって切って。(ジェスチャー)
私 ・・・・。こう?こう?!(パン見せながら)
子 違う、こう!こうっ!!
私 はい。あっ、焼く?
子 焼く。
私 本当に焼いてバターでいいのね?焼いてからバター?
子 いや、焼く前にバター。
私 焼く前にバターで、上に塗るよ?
子 やっぱり焼いてから、中にバター。
私 中?切る?
子 うん。中!中!!
パンは、焼かない日もある。
バターじゃなくて、ジャムがいい日もある。
桃ジャムとリンゴジャムを間違えると大変。
真ん中に挟みたい日と、上に乗せたい日と、
これも間違えると、一からやり直し。
やり直しは、なぜか私が食べなきゃならない。
半分に切るのか?
それも、山形パンなら、上なのか?下なのか?
なんなら、真ん中で切って左右対称にするのか?
一つずつ丁寧に確認する。
そぅ、
彼女たちが思い描いている「パン」を提供できるために、
私の中にゴールイメージを具体的に描くわけです。
私的にはこんなに丁寧な会話を繰り返しても敗北する日もある。
いざ食べるぞ!!
ってなると、
その日はとにかく機嫌が絶不調だったり、
隣の人が食べているのをみて、気分が変わったりして、
「これじゃない!」と
理不尽極まりない現場に遭遇する日もありますよ。
まぁでもそれは、
今日も私はできるだけのことをやった、
でも、どうにもならない日なんだよ、仕方がないよ。
と諦めがつくものです。
そぅそぅ、
なんともなれば、
自分でやりたいとおっしゃいますわ。
お子様のありがたいお申し出。
でも、
朝の忙し時に。
仕事は増やしたくないもの。
子 私がやる!
私 じゃあ、まずパンをトースターに入れるよ。
そのあみの上に、真ん中に置いて。
子 ここ?
私 いや、もうちょい手前。
で、お水をこのコップに半分入れて。
子 こんだけ?
私 そうそう。で、小さな穴に入れるよ。
子 そーっと、そーっと。あ、ああ!!
私 そっとだよ、そっとだよ。
子 どこどこ?どこ?
私 小さい穴!!
子 できた!!
私 コップをここに置いて。
右側にあるトースターのメモリを合わせて。
子 どれ?どれよ?
私 これこれ。
で、「2」まで回して。
子 2個?2?
・・・
なんか、手順を丁寧に説明する。
トーストなんて、適当にやったらいいと思うのに、
こんな簡単な手順すら、もう永遠に繰り返す。
でもいつの頃からか、次はこうでしょ?と言ってくれる。
トーストつくるのに、
ざっと、5分ほどもかかるわけですわ。
でも、これも、やってもらうだけで、
彼女たちの朝の満足度は高くなる。
子どもたちとの朝は楽しくもあり、
修羅場でもある。
出かける時間は決まってる。
寝起きは不機嫌な時も多い。
着替えをして、ご飯を食べて、諸々の支度をして、私も支度をして、出かける。
できるだけ、
一日の始まりを快適に、笑顔から、
朝を穏やかに過ごし、
時間通りに出かけられるために、
子どもたちの不快な要素を取り除きたいと思う。
そぅ、
子どもたちに寄り添いたい。
そんなポジティブな子ども思いな良い母でもなく、
パンごときで、
彼女たちの不満を招かないようにしたいだけなのです。
改めて、自分本位ですみません。
スムーズに朝の一連を流すことができて、
笑顔で出かけられるためなら、
この1、2分をおしまずに
丁寧にコミュニケーションをとる。
ただそれだけ。
とにかく、
ゴールイメージをできるだけ具体的に共有してもらうだけで、
そして、
丁寧に手順を説明によって、彼女たちのゴールに近いものを作ることで、
何か失敗して朝の余計な仕事を作らないこと。
それだけで、
スムーズな朝が遅れ、
朝がぐっとステキなものになる。
きっと、
私のように打算的かは別として、
どの親もそんな風に毎朝を過ごしているんじゃないかと思うのです。
こんな当たり前の毎日。
そう、
先日、参加をした本間正人さんのセミナー、
レシピ作りワークショップ「トースト」をして、
ハッと気づいたんです。
「トースト」なんて、簡単だ!
でも、私はその難しさを知ってる。
ということじゃなく、
みんなが同じイメージしているとは限らないことを、小さな子どもを持つ親、子育てをしたことある人は知ってるということに。
だから、大事なことは、
まず最初にイメージするゴールをまずは共通にする。
そして、
とても丁寧に、その手順を伝える。
そう、
子育ては、
イメージを具体的に共有すること、
手順を子どもにもわかりやすく伝えることが、
できるようになるってこと!
これってすごいと思いません?!!
つまり、
子育てをしている中で、
子どもたちに、具体化させたり、言語化をさせる力をトレーニングしてきてるんです。
例えば、
その道のプロ、長年やってきた上司などのゴールイメージを具体化させ、言語化させる力がある。
お客様のイメージを具体的にする力がある。
ってこと。
例えば、
全く手順のわからない、
例えば新人さんや例えばお客さんに対して、
その作業や仕事ができるようにするためにわかりやすい手順のマニュアルを作ることができるってこと。
子育てはブランクだなんて言われたりしますが、
言語が通じない、時に理不尽な、何もできない子どもを育てるというのは、
はるかに大変なことで、
そこから養える力もあったりするなーって。
そんな発見があった本間さんのセミナー、
とても素敵でした。
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私たちは修羅場に立っています。
私 今日は食パンだよ。
子 え〜!じゃあ焼いてバター。
私 どうやって食べる?
切る?1枚?
子 ん〜、こう切って、こう切って。
私 こう、って、どうよ?
子 だから、こうやって、切って。こうやって切って。(ジェスチャー)
私 ・・・・。こう?こう?!(パン見せながら)
子 違う、こう!こうっ!!
私 はい。あっ、焼く?
子 焼く。
私 本当に焼いてバターでいいのね?焼いてからバター?
子 いや、焼く前にバター。
私 焼く前にバターで、上に塗るよ?
子 やっぱり焼いてから、中にバター。
私 中?切る?
子 うん。中!中!!
パンは、焼かない日もある。
バターじゃなくて、ジャムがいい日もある。
桃ジャムとリンゴジャムを間違えると大変。
真ん中に挟みたい日と、上に乗せたい日と、
これも間違えると、一からやり直し。
やり直しは、なぜか私が食べなきゃならない。
半分に切るのか?
それも、山形パンなら、上なのか?下なのか?
なんなら、真ん中で切って左右対称にするのか?
一つずつ丁寧に確認する。
そぅ、
彼女たちが思い描いている「パン」を提供できるために、
私の中にゴールイメージを具体的に描くわけです。
私的にはこんなに丁寧な会話を繰り返しても敗北する日もある。
いざ食べるぞ!!
ってなると、
その日はとにかく機嫌が絶不調だったり、
隣の人が食べているのをみて、気分が変わったりして、
「これじゃない!」と
理不尽極まりない現場に遭遇する日もありますよ。
まぁでもそれは、
今日も私はできるだけのことをやった、
でも、どうにもならない日なんだよ、仕方がないよ。
と諦めがつくものです。
ゴールを共有するだけじゃない、ネクストステップ
そぅそぅ、
なんともなれば、
自分でやりたいとおっしゃいますわ。
お子様のありがたいお申し出。
でも、
朝の忙し時に。
仕事は増やしたくないもの。
子 私がやる!
私 じゃあ、まずパンをトースターに入れるよ。
そのあみの上に、真ん中に置いて。
子 ここ?
私 いや、もうちょい手前。
で、お水をこのコップに半分入れて。
子 こんだけ?
私 そうそう。で、小さな穴に入れるよ。
子 そーっと、そーっと。あ、ああ!!
私 そっとだよ、そっとだよ。
子 どこどこ?どこ?
私 小さい穴!!
子 できた!!
私 コップをここに置いて。
右側にあるトースターのメモリを合わせて。
子 どれ?どれよ?
私 これこれ。
で、「2」まで回して。
子 2個?2?
・・・
なんか、手順を丁寧に説明する。
トーストなんて、適当にやったらいいと思うのに、
こんな簡単な手順すら、もう永遠に繰り返す。
でもいつの頃からか、次はこうでしょ?と言ってくれる。
トーストつくるのに、
ざっと、5分ほどもかかるわけですわ。
でも、これも、やってもらうだけで、
彼女たちの朝の満足度は高くなる。
たかがパン、されどパン。
子どもたちとの朝は楽しくもあり、
修羅場でもある。
出かける時間は決まってる。
寝起きは不機嫌な時も多い。
着替えをして、ご飯を食べて、諸々の支度をして、私も支度をして、出かける。
できるだけ、
一日の始まりを快適に、笑顔から、
朝を穏やかに過ごし、
時間通りに出かけられるために、
子どもたちの不快な要素を取り除きたいと思う。
そぅ、
子どもたちに寄り添いたい。
そんなポジティブな子ども思いな良い母でもなく、
パンごときで、
彼女たちの不満を招かないようにしたいだけなのです。
改めて、自分本位ですみません。
スムーズに朝の一連を流すことができて、
笑顔で出かけられるためなら、
この1、2分をおしまずに
丁寧にコミュニケーションをとる。
ただそれだけ。
とにかく、
ゴールイメージをできるだけ具体的に共有してもらうだけで、
そして、
丁寧に手順を説明によって、彼女たちのゴールに近いものを作ることで、
何か失敗して朝の余計な仕事を作らないこと。
それだけで、
スムーズな朝が遅れ、
朝がぐっとステキなものになる。
きっと、
私のように打算的かは別として、
どの親もそんな風に毎朝を過ごしているんじゃないかと思うのです。
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こんな当たり前の毎日。
そう、
先日、参加をした本間正人さんのセミナー、
レシピ作りワークショップ「トースト」をして、
ハッと気づいたんです。
「トースト」なんて、簡単だ!
でも、私はその難しさを知ってる。
ということじゃなく、
みんなが同じイメージしているとは限らないことを、小さな子どもを持つ親、子育てをしたことある人は知ってるということに。
だから、大事なことは、
まず最初にイメージするゴールをまずは共通にする。
そして、
とても丁寧に、その手順を伝える。
そう、
子育ては、
イメージを具体的に共有すること、
手順を子どもにもわかりやすく伝えることが、
できるようになるってこと!
この力は仕事にとっても大事
これってすごいと思いません?!!
つまり、
子育てをしている中で、
子どもたちに、具体化させたり、言語化をさせる力をトレーニングしてきてるんです。
例えば、
その道のプロ、長年やってきた上司などのゴールイメージを具体化させ、言語化させる力がある。
お客様のイメージを具体的にする力がある。
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