一昨日は、名古屋商工会議所環境企画専門部会の女性活躍推進ワーキンググループ(WG)にて、お話をさせていただきました。
名古屋商工会議所といえば、学生・どまつり時代、よく伺いました。
とってもお世話になった場所です。
久しぶりで、懐かしかったですー^^
そう、
環境も、女性活躍も、専門家ではないんですけどね。
「女性のチャレンジ支援賞」をいただいたことから、中小企業の現状や、そもそも子育てしながら働く、子どもを連れて授賞式とか会議とかに行っちゃうという私自身に興味を持っていただいたようです。
専門家でもある、ナチュラル・コーチの若林さんにも同行をいただきました。
> http://ameblo.jp/coach-natural/
議論の中心は、女性の活躍する姿って何なのか?
つまり、「ロールモデル」って何か?ってことでした。
「ロールモデル」と言われると、「ピカピカ女子」をイメージする。
※ ピカピカ女子とは、バリキャリのことを指しているんだと思います。
しかしながら、「ピカピカ女子」がロールモデルでいいのか?
いや、ロールモデルって言葉に少し違和感がある。
ロールモデルじゃなくてもいいんじゃないか。
・・・みたいな。
ちなみに、
まぁ、
どちらかというと、言葉はどちらでもいいんです。
ただ、みなさんのお話を聞いていて思ったのは、
「ピカピカ」は辛い。
そして、
そうはなれないと思ってしまう・・・と言うことなんです。
私も大変大賛成です。
いろいろあっていいんです。
そう、今は、選択肢がない。
「働く」か、「働かない」か?
働く=バリバリ働く。
働かない=ゆるく働く、または、仕事を辞める。
でもね、確かに、
それ以外にも、両立して働くとか、
24時間は働けないけど、定時で成果出すとかもありだと思うんです。
いや、起業家さんとかは、意外にそうされている方多いと思います。
でも言わない、言えない。
だから、
バリバリ働くこともある、
パートもある、
辞めることもある、
時短もある、
配置チェンジもある、
定時に働き方を変えるもある、
・・・
いろんな働き方を伝えて、
さぁ、どれも選べるよ、自分らしさはどれ?って選択肢を示せることがいいと思うんです。
しかしながらね、
もし、辞めずに働くことを選んだなら、
バリバリじゃなくてもいいんです。
でも、どんな働き方でも、
その時間に見合った、その投資に見合った分を回収する、戦力でなければならないと思う。
だから、女性側もそして会社側も、そういう意識で、求めあい、向き合っていきたいと思うんです。
いやね、女性だって、本音は戦力として働きたいんです。
だって、給料もらっているわけですからね。
でも、24時間は働けないですよ。残業は出来ない。
使う時間は、7割だから7割戦力。
使う時間は、5割だから5割戦力。
または、
任せる仕事量が、6割だから6割戦力ね!
って!!
そう切り替えてもらう、
そう割り切ってもらうと、お互いに、断然分かり合えると思うんです。
そこを前提としないから、よくわからなくなり、
そして、女性を使う意味を、そもそも模索しなければならなくなる。
> 「女性活躍は保護的政策?!!」
http://takashima.blog.jp/archives/54571145.html
そんな議論を聞きながら、
企業に所属をしたことがほとんどない私ですから・・・w
みなさんが抱えている現状、生の声は大変新鮮でした。
一番興味深かったのは、
女性活躍に意味づけをすることから始めました、というお話など、
「なぜ女性の活躍が必要なのか?」
を、模索されているということでした。
そう、女性の活躍って、確かに労働人口が減少する中で、深刻な課題だと思うんです。
実際に、相談業務を行っていると、人手不足に直面している中小企業も少なくない。
しかしながら、この労働人口減少による課題は、
本当にみんなに危機感があるのか?というと、やっぱり、ないんです。
「なぜこの地域は女性活躍が遅れているのか?」というご質問もいただきましたが、
確かに、この地域は人手不足に困っていない企業も多くあります。
20代前後で、愛知県に転入してくる男性の人口はとても多い。
逆に女性は流出し、バランスは全国最下位なんです。
確かに、この地域の労働力はこれまで困ってこなかったと、思います。
そして、確かになと思ったのは、
大手企業は、新卒も採れるし、中途も採れる。
人に困っていないんです。
だから、時間制限がある人をわざわざ無理して使うことに、迫られていないのです。
納得です。
逆に、この地域にも、中小企業で女性が活躍している現場があります。
パートのおばちゃんたちが、現場を回しているケースもあります。
お話をよく聞くと、人手に困って、で、現場の体制を変えて、改善をして、彼女たちを活かせる現場に変わってきた。
つまり、
このままでは事業が成り立たない!という、鬼気迫るものがあったんですよ。
そう、
だからね、私最近思うんですけどね、
「女性の活躍推進」とか言うから、よくわからなくなる。
「多様な働き方革命」とか、
「多様な働き方推進」とか、言ったほうがいいんじゃないかって。
そう、
本質は、日本人の「働き方革命」。
これって結局、女性に限ったことじゃないんです。
やっぱりこれまで私も感じてきたように、
これまでの24時間戦士の働き方は、男性だって苦しさを感じている人もいる。
夢を持っている人、
家庭を大事にしたい人、
介護をしたい人、
副業を持ちたい人、
仕事の効率がいい人、
インプットに時間を使いたい時期、
視野を広げたい時期、
ちょっと精神的に辛い時期、
子どもが反抗期の時期、
仕事にやりがいを見出せない時期、
仕事に悩む時期、
バリバリ仕事だけに打ち込みたい時期、
自分の能力をひたすらあげたい時期、
・・・
人って生きていれば、きっといろんな時期がやってくるし、
いろんなことに興味を持って、いろんなことに時間を使いたい。
そして、
自分の生きがいをどこに求めるのか?
その価値観が多様化している。
生きがいを仕事だけに求めない人も、多くなってきたということなんだと思うのです。
でも、
この社会は、週5〜6日、全時間を使って仕事に打ち込まないと、正社員でいられない。
そういう働き方じゃないと、頑張って働いている人認定、成果出せる認定、戦力認定されないことが多い。
一方で、
成果や評価の指標は、本当は働く時間ではない。
ということも、よくわかっているのです。
効率化が必要だってことも。
働き方の多様化という中で、例えば「ゆるい就職」という動きも生まれてきています。
> http://yurushu.jp/
「なんで、週5で働かなきゃいけないのか?」
そんな問いかけは、衝撃的だけど、いや、そっか〜!!!!
って、メカラウロコ!!!
そして、
「働き方革命」の著者・駒崎さんのフローレンスもまた、週2.5日の働き方を取り入れるなどしているんです。
だからね、とにかく、
今は窮屈さを感じていると人も多いと思うんです。
いや、社会に合わせているけどね。
でも本当は、
自分らしいライフスタイルが歩めるように、
働き方を選べない社会から、選べる社会にシフトしたいともがいているように思います。
「女性活躍」なんて騒がれるのは、
これまでの社会に合わせられずに支障をきたしている介護している人、子育てしている人たちの、課題が明確に浮き彫りになっている。
鬼気迫っているだけからだと思うんです。
でもね、それは、まだまだマイノリティーだし、
社会として、まだまだそんなに聞き迫らないから、変わっていかない。
だからね、
これまでの社会の仕組みに合わせられちゃう人が、
自分らしく、自分の大事なものにベクトル合わせて!みたいなのが大事かなーと思うんです。
それは
例えば、「男性の育休義務化」とか。
「男性の時短勤務の義務化」、
「男性の週4勤務の義務化」、
「男性の週2在宅ワークの義務化」とかとか。。。
男性全員が、育休取ろう!みたいな感じになると、あてにしていた戦力が休むってことですから。
衝撃的でしょ?!
いよいよみんな鬼気迫って、対策を取り出すんじゃないかなって。
・・・な〜んて妄想しつつ。
どうしたら、必要性を感じる、鬼気迫るのか?を考えていたのであります。
結局、
「本質」はどこなのか?
その「本質」をどう変えるか?ですよね。
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名古屋商工会議所といえば、学生・どまつり時代、よく伺いました。
とってもお世話になった場所です。
久しぶりで、懐かしかったですー^^
そう、
環境も、女性活躍も、専門家ではないんですけどね。
「女性のチャレンジ支援賞」をいただいたことから、中小企業の現状や、そもそも子育てしながら働く、子どもを連れて授賞式とか会議とかに行っちゃうという私自身に興味を持っていただいたようです。
専門家でもある、ナチュラル・コーチの若林さんにも同行をいただきました。
> http://ameblo.jp/coach-natural/
多様な働き方を求める時代
議論の中心は、女性の活躍する姿って何なのか?
つまり、「ロールモデル」って何か?ってことでした。
「ロールモデル」と言われると、「ピカピカ女子」をイメージする。
※ ピカピカ女子とは、バリキャリのことを指しているんだと思います。
しかしながら、「ピカピカ女子」がロールモデルでいいのか?
いや、ロールモデルって言葉に少し違和感がある。
ロールモデルじゃなくてもいいんじゃないか。
・・・みたいな。
ちなみに、
「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。
引用「人事労務用語辞典」
まぁ、
どちらかというと、言葉はどちらでもいいんです。
ただ、みなさんのお話を聞いていて思ったのは、
「ピカピカ」は辛い。
そして、
そうはなれないと思ってしまう・・・と言うことなんです。
私も大変大賛成です。
いろいろあっていいんです。
そう、今は、選択肢がない。
「働く」か、「働かない」か?
働く=バリバリ働く。
働かない=ゆるく働く、または、仕事を辞める。
でもね、確かに、
それ以外にも、両立して働くとか、
24時間は働けないけど、定時で成果出すとかもありだと思うんです。
いや、起業家さんとかは、意外にそうされている方多いと思います。
でも言わない、言えない。
だから、
バリバリ働くこともある、
パートもある、
辞めることもある、
時短もある、
配置チェンジもある、
定時に働き方を変えるもある、
・・・
いろんな働き方を伝えて、
さぁ、どれも選べるよ、自分らしさはどれ?って選択肢を示せることがいいと思うんです。
前提は、戦力
しかしながらね、
もし、辞めずに働くことを選んだなら、
バリバリじゃなくてもいいんです。
でも、どんな働き方でも、
その時間に見合った、その投資に見合った分を回収する、戦力でなければならないと思う。
だから、女性側もそして会社側も、そういう意識で、求めあい、向き合っていきたいと思うんです。
いやね、女性だって、本音は戦力として働きたいんです。
だって、給料もらっているわけですからね。
でも、24時間は働けないですよ。残業は出来ない。
使う時間は、7割だから7割戦力。
使う時間は、5割だから5割戦力。
または、
任せる仕事量が、6割だから6割戦力ね!
って!!
そう切り替えてもらう、
そう割り切ってもらうと、お互いに、断然分かり合えると思うんです。
そこを前提としないから、よくわからなくなり、
そして、女性を使う意味を、そもそも模索しなければならなくなる。
> 「女性活躍は保護的政策?!!」
http://takashima.blog.jp/archives/54571145.html
本質は、「女性活躍推進」じゃない
そんな議論を聞きながら、
企業に所属をしたことがほとんどない私ですから・・・w
みなさんが抱えている現状、生の声は大変新鮮でした。
一番興味深かったのは、
女性活躍に意味づけをすることから始めました、というお話など、
「なぜ女性の活躍が必要なのか?」
を、模索されているということでした。
そう、女性の活躍って、確かに労働人口が減少する中で、深刻な課題だと思うんです。
実際に、相談業務を行っていると、人手不足に直面している中小企業も少なくない。
しかしながら、この労働人口減少による課題は、
本当にみんなに危機感があるのか?というと、やっぱり、ないんです。
「なぜこの地域は女性活躍が遅れているのか?」というご質問もいただきましたが、
確かに、この地域は人手不足に困っていない企業も多くあります。
20代前後で、愛知県に転入してくる男性の人口はとても多い。
逆に女性は流出し、バランスは全国最下位なんです。
「愛知県では、20代、30代を通じて一貫して男性の転入超過数が女性を大きく上回っている」
・・・
「90年代後半以降、名古屋圏は自動車産業関連の製造業を中心に経済が活況を呈しており、こういう労働者を中心に労働力が大幅に増えていると思われる」
みずほ総研論集2007
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/argument/mron0705-5.pdf
確かに、この地域の労働力はこれまで困ってこなかったと、思います。
そして、確かになと思ったのは、
大手企業は、新卒も採れるし、中途も採れる。
人に困っていないんです。
だから、時間制限がある人をわざわざ無理して使うことに、迫られていないのです。
納得です。
逆に、この地域にも、中小企業で女性が活躍している現場があります。
パートのおばちゃんたちが、現場を回しているケースもあります。
お話をよく聞くと、人手に困って、で、現場の体制を変えて、改善をして、彼女たちを活かせる現場に変わってきた。
つまり、
このままでは事業が成り立たない!という、鬼気迫るものがあったんですよ。
そう、
だからね、私最近思うんですけどね、
「女性の活躍推進」とか言うから、よくわからなくなる。
「多様な働き方革命」とか、
「多様な働き方推進」とか、言ったほうがいいんじゃないかって。
そう、
本質は、日本人の「働き方革命」。
これって結局、女性に限ったことじゃないんです。
やっぱりこれまで私も感じてきたように、
これまでの24時間戦士の働き方は、男性だって苦しさを感じている人もいる。
夢を持っている人、
家庭を大事にしたい人、
介護をしたい人、
副業を持ちたい人、
仕事の効率がいい人、
インプットに時間を使いたい時期、
視野を広げたい時期、
ちょっと精神的に辛い時期、
子どもが反抗期の時期、
仕事にやりがいを見出せない時期、
仕事に悩む時期、
バリバリ仕事だけに打ち込みたい時期、
自分の能力をひたすらあげたい時期、
・・・
人って生きていれば、きっといろんな時期がやってくるし、
いろんなことに興味を持って、いろんなことに時間を使いたい。
そして、
自分の生きがいをどこに求めるのか?
その価値観が多様化している。
生きがいを仕事だけに求めない人も、多くなってきたということなんだと思うのです。
でも、
この社会は、週5〜6日、全時間を使って仕事に打ち込まないと、正社員でいられない。
そういう働き方じゃないと、頑張って働いている人認定、成果出せる認定、戦力認定されないことが多い。
一方で、
成果や評価の指標は、本当は働く時間ではない。
ということも、よくわかっているのです。
効率化が必要だってことも。
すでに、多様な働き方が始まっている!!
働き方の多様化という中で、例えば「ゆるい就職」という動きも生まれてきています。
> http://yurushu.jp/
「なんで、週5で働かなきゃいけないのか?」
そんな問いかけは、衝撃的だけど、いや、そっか〜!!!!
って、メカラウロコ!!!
そして、
「働き方革命」の著者・駒崎さんのフローレンスもまた、週2.5日の働き方を取り入れるなどしているんです。
週4日勤務という働き方があってもいいし、ウチには週2.5日勤務というスタイルもあるんですよ。
「これからの転職。」
https://www.korekara-no.com/career/article/2
突破力ある働き方が変わる施策って何か?
だからね、とにかく、
今は窮屈さを感じていると人も多いと思うんです。
いや、社会に合わせているけどね。
でも本当は、
自分らしいライフスタイルが歩めるように、
働き方を選べない社会から、選べる社会にシフトしたいともがいているように思います。
「女性活躍」なんて騒がれるのは、
これまでの社会に合わせられずに支障をきたしている介護している人、子育てしている人たちの、課題が明確に浮き彫りになっている。
鬼気迫っているだけからだと思うんです。
でもね、それは、まだまだマイノリティーだし、
社会として、まだまだそんなに聞き迫らないから、変わっていかない。
だからね、
これまでの社会の仕組みに合わせられちゃう人が、
自分らしく、自分の大事なものにベクトル合わせて!みたいなのが大事かなーと思うんです。
それは
例えば、「男性の育休義務化」とか。
「男性の時短勤務の義務化」、
「男性の週4勤務の義務化」、
「男性の週2在宅ワークの義務化」とかとか。。。
男性全員が、育休取ろう!みたいな感じになると、あてにしていた戦力が休むってことですから。
衝撃的でしょ?!
いよいよみんな鬼気迫って、対策を取り出すんじゃないかなって。
・・・な〜んて妄想しつつ。
どうしたら、必要性を感じる、鬼気迫るのか?を考えていたのであります。
結局、
「本質」はどこなのか?
その「本質」をどう変えるか?ですよね。
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