あけましておめでとうございます。

なんか、年末から2021年どうしようかって、年始に向けてブログを書き始めたんですけど、色々深く考えていたらまとまらなくなりました。

さて、オカビズでは、2020年、コロナ禍で中小事業者のみなさんにとっては大きな打撃な一年。サポートする私たちもとても歯がゆい、苦しい一年でした。
もちろんオカビズは、その苦しい状況に補助金などのサポートにも素早く取り組みました。一方でより加速して取り組んだのは売り上げを作る前向きなサポート。「ニーズはなくなったわけじゃない、ニーズは変化した」そのニーズをいち早く捉えて事業者の皆さんと前向きなチャレンジをする。
スーパーなアドバイザーやスタッフの力が集結して、相談を頂いてから1週間から1ヶ月ほどでサービスイン。100個近いコロナ禍のニーズに対応した新商品新サービスを送り出しました。行動力あふれる事業者の皆さんと、心強いチームオカビズにとてもリスペクトと感謝の一年でした。
2021年もこの変わり続けるニーズにいち早く気づき、事業者の皆さんと前向きに一所懸命明るく取り組んでいきたいと思います。
>> 岡崎市市政だより https://www.city.okazaki.lg.jp/shiseidayori/shiseidayori-new2.html
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また、私個人としては、2021年からもう1つの軸を持ちたいと思っています。
「家族の笑顔は、お母さんの笑顔から!」
このさい、ダイバーシティはおいとく。
私は、女性・お母さん、そして子どもの笑顔を増やすために、女性たちに自分らしく生きて!ってことを伝えたい。そして、応援したい。

私のアイデンティティは、
女性で、母親で、地方に住んでいて、仕事も正社員並にしていて、子育てに悪戦苦闘しながら、子育ても仕事もとても良いバランスで充実している日々を過ごしているってこと。

だから、そこで、振り切って、
「働く女子・母ってカッコイイし、子育ても楽しくなるぞ」ってメッセージを伝える人になりたい。

正直、
働いているから、子育てがうまくいくわけじゃないし、
働いていないから、子育てがうまくいくわけじゃないと、個人的にはすごく思っています。
だからさ、
女性が、お母さんがガッツリ働いたって、地方で頑張って仕事したってイイじゃん。



1. 地方で女性が成果にコミットする仕事をもつと言うこと
自分のやりたいやりがいのある仕事を生涯持ちたいと思う女性は地方を離れ東京にでる。
愛知は全国的に見てもその傾向が強いみたい。

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(引用:マイナビ https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2019/10/post-233.html


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(引用:愛知県 https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/264387.pdf


私は地方に住んでいて、こう言う仕事をしていて、たくさんの女性に出会う。
地方で自分らしく楽しくやりがい持って働いている人も多いと思う。
でも、そう伝わっていないですね、きっと。
地方では女性はやりがいのある仕事につけない、と思われている。

それは、ロールモデルが見えない、ただそれだけだと思う。

確かに、地方で女性活躍の会合に呼ばれると、バリキャリな女性たちばかりが目に付く。
夫が主夫で、二世帯で親がみてくれて、男性と肩並べてバリバリやって、残業もこなす。
そんなロールモデルは地方にも数人いらっしゃるのです。
でも、仕事も頑張るけど子育ても充実させるよみたいなのは、普通すぎて逆に見えないのかなとも思ったりします。


自分らしくあると言うことと仕事をもつことは決して、イコールじゃない。
世の中のお母さんで仕事を持たないロールモデルはたくさんいるから、私は仕事を持っててカッコイイじゃんのロールモデルになりたい。
やりがいのある仕事は地方にもある。
地方で女性が仕事を持って、正社員で堂々と楽しく働いてもいいんだ。
地方なら仕事も子育ても両方バランス取れる。
地方で女性が仕事を持って成果にコミットする選択肢があるんだって、気づいてもらうことは大事。
そこから何を選択するのかは、みんなの自由。


2. 子育ても自分らしくあると言うこと
なんだかですね、私、ある面からはすっごい働いてるように見えるそうです。
でも、またある面からは、すっごい子どもに時間を使っているようにみえるそうですよ。笑

誰のどこを基準に時間をはかるか?
という話もあるけど、たぶんみんなが思ってるほど仕事ばかりじゃないし、みんなが思ってるほど教育ママでもないし、子どもにべったり時間を使っていない。
私の時間も24時間。

子育てって本当に出口のない長い修行みたいですよね。
無意識だけど、毎日をとにかく必死に子育てしてきた気がする。その中で、確かに私は成長させてもらっている。

なんか、そんな成長した自分を何かにいかせたらイイよね!
誰かの助けになったら嬉しいよね!
誰かに褒めてもらわないと、モッタイナイ!笑
いやいや、
誰かに褒めてもらうために、そもそも成長するために子育てしてるわけじゃない。
でも、起業したい人はこの経験を何かに生かせないかなっておっしゃる。
誰しもが承認欲求があることって、全然普通だし、大事なことだと思う。

子育てって人生の一部だけど、人生の全てじゃないじゃないはず。

私は、子どもの成果が親の評価なのはちょっと違う気もするんですよね。
だって、子どもは私ではない。
なんでもかんでも四六時中一緒にいて、代わって何かをしてあげられるわけでもない。
彼女らは彼女らの私とは違う人生を歩んでいる。
だから、彼女らが自分の人生を自分で考えて動けるようになってもらう、そのサポートくらいしかできないと私は思っています。

しかも私の努力の範囲内にないじゃないですか、子どもって!
私があの手この手で九九を覚えるのを手伝ってあげていたら、「もうだるい」とか言うしね。
そんなのに私の人生を全て預けるんかい!って思うわけです。
だから、子どもに人生を捧げて、自分の人生を犠牲にすることなく、自分も大事にする。自分の努力がもうちょっとコントロールできる領域も持ち合わせて生きるって大事だと思う。
子育ては私の人生の一部だから好きでやってる。そのくらいの感覚が、子どもにとってもお互いに良い気がしているんです。



編集者を選ぶことは、結婚相手を選ぶことだ?!


2020年、秋にういの「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ)出演もあって、我が家の子育てについて興味を持ってもらう機会が増えました。
 > http://takashima.blog.jp/archives/54978409.html

3人娘の子育てに興味を持ってもらえるんだって思って、出版だ!って。
ちょっと心が浮いていた気がします。
誰に何を伝える本なのか?
自分の中でもよく考えたし、いろんな方ともお話をさせていただきました。

ある方に、「編集者さんに出会うって、結婚相手を選ぶようなものです。」
そう言われて、私、正直めっちゃジーンってしたんです。

出版は今の延長線上だと思ってました。
でも違う。
その1冊はもちろん延長線上なんだけど、その先の未来につなげる第一歩。
そして、この1冊は終わりじゃなくて、この1冊は始まりにすぎない。
そう思ったら、本だけじゃなくて、この人生を見つめ直そうと思ったんです。


私はこの先、誰に何を伝えるために生きていくんだろうか。

そこで、
もう一度立ち返って考えました。
この1冊で何が伝えたいか?じゃなくて、この先、誰に何を伝えていく人になるのか。
私のちょっとした悪戦苦闘が、きっとどこかの誰かも悪戦苦闘している。
そんな人とちょっと共感しあったり、肩の力が抜けたりするなら、その結果、親がちょっとハッピーになって、そしたら子どもたちがなんかちょっと自由で、ハッピーを感じて。
そんなふうにちょっとだけ社会が動くといいなって思ったんです。


私の子育ての始まりと、ただがむしゃらな日々


とにかく、私の子育ては自己中から始まったんですよね。

私は独立を決めるちょっと前に結婚を決めた。
そして、1年半後に長女を産んだ。
妊娠中も胎教にいいとか多少やってみたけど、あんまり興味ない。
何冊かは育児書も読んだ。
一方で私は産む前日まで働きたかったし、働けると思っていたし、産んで1ヶ月後から働きたかった。産む前はただただそれだけだった。
その割に母親として気が全く回ってなかった。
紙おむつにするか布おむつにするか、それさえ考えていなかったほど。
布おむつでしょ、って母におむつを渡されて、へーって思って、布おむつで育てたり。
だから、どんな教育しようかなんて全く考え及ばなくて。
とにかく、子育てよりも私は私らしくどう生きられるのか?が焦点だった。
でも、6ヶ月目に切迫早産。
子どもが、ただただ、ちゃんと生まれてきてくれるかだけを考えて過ごす日々。
結果として、子育てへの思いも変化できたんです。
そして、産後3ヶ月半からようやく子どもを預けたのですよ。

正直、生まれてから1歳くらいまでは、こうしたいってよりも目の前にいる我が子と格闘しましたよ。
右も左も分からないし、早くおむつ外れろーとか、ちゃんと成長してくれーとか、夜は長く寝てくれーとか、熱は出ないでーとか、そんなことばっかりだったと思う。
自己中心的。
子どもを産み育てるって自分で選択したのに、わからないことだらけで、時にノイローゼになりそうだった。
夜泣きする我が子をみて、朝は永遠に来ないと本気で思ったもの。

でも、
なんとかかんとか母として10年過ごしてる。
なんか、子どもは10歳になり、逆ギレされたりとか、その逆ギレに逆ギレしたりとか。
側から見たらどんな風に見えるかわからないけど、泣いたり怒ったり笑ったりしながら、仕事は子育てに助けられ、子育ては仕事に助けられ、二つの程よい繊細さとおおらかさと絶妙なバランスで、なんか私も楽しみながら、私の人生を過ごしているなーって思うんです。



自分から積極的に動くと言うこと


そして、これは私的人生にちょっとした、でも大きな変化。

これまでの私はやりたいことに貪欲に手を挙げるとか、手に入れるとか、自分のやりたいものを創造するとかちょっと苦手でした。正直。本当に。
でも今年は、そんな自分のモードを変えて、自分が積極的に道を選んでみる。

ここまでの人生、強い意志を持ってと言うよりも、出会って与えていただいた目の前のものを一生懸命にやってきた感があるんです。もちろんそれとて自分で選択したこと。
小さな頃からの夢はありました。チャレンジもした。
でも、それよりも大きかったのは、大学時代にたまたまテレビで見た「どまつり」に取り組んだことから、私の人生は大きく変わったと思う。
ただただどまつりを盛り上げたいって、がむしゃらにやった。
最後まで悩んだんだけど、そのままどまつりに就職。
「地域活性化」って言葉を4年間聴き続ける中で、「地域活性化って何?」って、自分なりに再度考え始めたかも。私は何か変化しなきゃ。そう思って、どまつりを飛び出した。
G-netに出会い、小出氏に出会い、地域活性化の中でも地域の企業が活性化することは大事なことかもしれないと思い、独立。一方でこの時、女性や若者の起業って地方ではど真ん中の人たちにサポートしてもらえない現実を変えたいと本気で思った。
地域力連携拠点コーディネーターや東海若手起業塾、オカビズ副センター長とかの職務をいただいて、とにかくその場その場をがむしゃらに務めさせてもらっている。
これって、本当にとってもありがたいことだと本当に思います。

そんな出会いの中で育ててもらった私が、今度はちょっと自分で旗を立ててみる。

これから、女性がもっと自分らしく、自信を持って生きられると良いなーって思うんです。
そこから、子どもたちも自分に自信が持てるようになる。
そしたら、みんなの幸せ度上がるはずなんじゃないかなって。

いろんな自分らしさの表現方法があるし、
いろんな承認欲求の満たされ方があると思う。
「素敵」にもいろんな価値観がある。
強みはどんな人にも必ずある。
一律の子育てじゃなくていい。
みんなと一緒じゃなくていい。
それぞれの個人の色が出る、それぞれが一番楽しい、強みを生かした子育てを応援したい。
特に「地方で働くお母さん」から応援したい。
大丈夫、親の背中を見ていて、子どもたちはきっといろんなことを感じてる。


なんだか、うまくまとまらなくなってしまったけど、
私の気持ちを、書き留めておきます。

2021年もよろしくお願いします。

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