12月20日は、オカビズの7周年イベント「オカパー」。
オカビズ、9月末で7年目を終えました。

オカパーはもちろんニューノーマルなオンラインで。
7年目は本当にコロナの一年を振り返りました。
そして、今年のゲストは、乙武さん。
チャレンジし続ける乙武さん。
コロナ禍だからこそチャレンジの大事さを改めて考える機会に。
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チャレンジの過程に評価できているか?


個人的に、グッときてました。
正直、ちょっと母として話を聞いちゃったんですよね。

チャレンジすることが大事だっていうのに、大人はみんなチャレンジしない。
チャレンジすることが大事だっていうのに、チャレンジして失敗すると、褒められるどころか怒られることもある。
って。

例えば、家庭でのチャレンジを本当にほめているのか?
夕食を運ぶってお手伝いにチャレンジして、成功すると褒められる。
でも、途中でお皿を割っちゃったりすると、怒られる。
「もうだからやらないで」って言われたりする。
もう今度からはやめておこうって思うよね?
そんな問いかけに、ハッとしましたよ。

ああ、そうだな。
日々の自分を振り返りながらそう思う。
特に心に余裕がないときは、ああーーーーって思っちゃって、そう口にしちゃう。
多分自分に被害が及ぶことって途端に許せなくなっちゃんです。
でもね、よく考えればわかる、
自分がそう言われたら、チャレンジなんかするもんか!って思っちゃうよね。ほんと。


チャレンジの結果を評価しているのか?
チャレンジの過程を評価しているのか?
過程を評価できないと、チャレンジは増えない。

もう納得感しかないんです。


大人はチャレンジを選択できないのかも


でもね、
これって、実は子どもだけじゃない。
大人の世界もそうだと思うんです。

チャンレジする過程ではなくて、チャレンジの成果しか見てくれない。

例えば、
私は大学受験を控えて、担任の先生に言われたんです。
「女の子は絶対に合格するところを受けるべき。
 女の子はとっても心が弱いの。だからこの志望校はやめなさい。」
でも、私は先生を無視して志望校を受けたんです。
その結果、合格。先生は言ったんです。
「あなたのこと信じていたわ!できるって!」
さて、不合格だったら、先生はなんて言っただろうか?


例えば、
起業した人に対して、事業に失敗して、1年で事業を閉じたらなんていうか?
「よくチャレンジしたね。」っていうだろうか。
「やっぱりやめておけば良かったのに。」って言わないだろうか?
「就職しておけば良かったのに。」って言わないだろうか?

チャレンジの結果しか評価されずに、大きくなればなるほど自然と新しいことに立ち向かわなくなる。
また、大人になればなるほど、結果だけを求められる。
そして、チャレンジすることにあまり歓迎をされない。
チャレンジしないことを選ぶようにさえ言われることもある。
失敗したら、「ほれ見たことか」と言われる。

そんな社会では、誰も、チャレンジしないのはとても納得できる結果。


チャレンジを応援するというチャレンジが必要?!


そう思うと、なんだか、チャレンジする側だけじゃなくて見守る側、周りの人間も、チャレンジを応援するということへのチャレンジが必要な感じなのかもしれない。

そう、それはとっても大事なことかもしれない。
まずは社会がチャレンジに寛大になるチャレンジをする。


一方で、思う人もいると思うんですよね。
チャレンジするって大事なの?
チャレンジってしなきゃいけないの?

いやいや、
チャレンジしないことは、いけないことじゃない。
チャレンジしなくても良いとも思う。

でもね、よく考えると、誰もが、日々小さなチャレンジを積み重ねているんだと思うんです。
チャレンジしていない人なんて多分いないんじゃないかな。
今日、私は美容院に行くのに5分歩いた。車で行こうか悩んで、いや歩こうって。
歩く努力をしたわけです。
歩くチャレンジをしたわけです。
まあ確かにすこぶる困難なことじゃないです。
ちょっとがんばればやれること。でも何も思わなければ車で行っちゃうこと。
書いてみたけど、全然大したことないじゃん!笑
でも、そんなとっても小さな日常もチャレンジだと、私は思う。
そんな自分にも「よくやったね!」って、リスペクトできるといいなー。


そもそもチャレンジって何?


そう、チャレンジって、
ちょっと新しいことへの試行錯誤。
なんかね、努力と何が違うんだろうって思ったんです。
私の答えは、多分あんまり違わない。
頑張ること。
そして、できないこととか、
ちょっと新しいこと、いつも選ばないことに努力できるかってことなんだと思う。

努力するってことに否定する人はそんなにいないと思う。
努力したら、それを褒めることができる。


ちょっと努力したら褒めてもらえた。
そしたら、ちょっと努力することに自信が持てるともう。

やってみたことないことをちょっとやってみる、
できないことができるようになるって、私は生きる中でとっても大事だと思う。
やっぱり自分の肯定感につながると思うんです、生きる上で大事なこと。

そして、
そういうチャレンジの積み重ねが、
実は、大きなチャレンジへのハードルを下げたりするんだと思う。

私たちも、事業者さんに一足飛ばしにチャレンジを要求しない。
まずはできるところから、一緒に頑張るって言うところを大事にするケースもある。


日本はチャレンジに優しいのか?


そんな土壌って、この国にないのか?
本当にチャレンジに優しくないのか?

私はそんなことないと思う。

私は、
中学時代に不登校で挫折をしています。
今の人生は、そこからの再起できたんですよね。
私はあの時の自分があったから今の自分があると思えるほど。
それは、あの時応援してくれる人がいたから。
だから、私はいろんな人のチャレンジを応援したいし、
この世の中はチャレンジも再チャレンジもできるって信じてる。

リスクをとってチャレンジしたこと自体は、やっぱりただそれだけでリスペクトされると良いなーって思う。
私にはできないチャレンジをする、それって素晴らしいし、そして、そこから何かが変わる。



チャレンジを応援できると幸せになれる?!


「チャレンジ」「チャレンジ」って簡単に言う。
今回、改めて、「チャレンジ」について深く考える一日になりました。
乙武さんのとっても素敵な講演に深く感謝です。
本当に、ありがとうございました。


乙武さんの講演を聞いたら、
家について、子どもたちと大きな心で、いつも以上に笑って過ごした良い一日。
なんかね、チャレンジの失敗が自分に被害が及ぶと急にチャレンジに厳しくなる!
って分かったからこそ、そんな時も心を穏やかにいるんだよ、って自覚したわけです。
すると、なんかもっと寛大になった!!笑

そうすると、見えることもあるし、かける言葉も変わる。

そう思うとね、
人のチャレンジをリスペクトできて、その過程を誉められる人って、実はその人自身もとっても幸せなんだろうって。
これは、実感。

私の仕事は、きっと、人のチャレンジを応援すること。
それと同時に、人のチャレンジを応援し過程を褒めるって、リスペクトするって、とっても素晴らしいよって、伝えること。
チャレンジに寛容な社会を作ることも1つの使命だと思いました。
新しい目標です。


ということで、オカビズ8年目もよろしくお願いします^^
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