「よく思いつけるね」
「アイデアが底をついたりするでしょ」
「同じ業種の人が来たら、同じ提案できないから困るでしょ?」

そう、よく聞かれます。

実は、あんまり困らない。

OKa-Bizの相談は年間3000件弱。
もちろん同じ業種の方もお越しになる。
例えば、
岡崎市は墓石(御影石)や花火の産地なので、その業種の方もたくさん来る。

同じ業種のA社とB社、同じ提案をするのか?
しちゃいけないですよね。
そして、私たちはしないです。
そもそも思いつきじゃないんです。
そもそも同じ提案にはならないんです。


なんでか?
私たちの知恵の出し方は、思いつきじゃなくて、
「その企業やその人の強みと社会のニーズをマッチングしてる」ってことだから。

まずは、
その企業やその人が必ず持っている強み、キラッと光るところを見つけ出す。
その強みが生かせる社会のニーズとターゲット、使われるシーンを見つけ出す。
そして、そのニーズ、ターゲット、シーンにそぐうように、その強みの切り出し方を変える、発信方法を変える、見せ方を変える。

同じ業種でも、会社が違えば強みも違う。
やっている人が違えば工夫も違う。
だから、
まるっきり同じ提案にはならない。

全く何もない「0」から何かを思いつくのじゃなくて、
今ある良いところを生かす。
企業が持っている強みは同じじゃないから、全く同じ提案にはならないんです。




これってね、
子育ても同じだと、私は思う。

例えばね、
「長女が本を書いたから、次女もそうさせるんでしょ」って、よく言われる。

これ、違うと思うんです、私。
子育てって何かを「させる」ことじゃない。
例えば、宿題は、
子どもがすることであって、
子どもにさせることじゃないって思うのです。


人ぞれぞれ、興味のあることも、得意なことも、感じ方も違うじゃないですか。


長女は、「本を書きたい」って手を挙げた。そして書き出した。
だから、私たちはサポートした。
次女は、「本を書きたい」って言わない。
だから、私たちが彼女に本を書かせることはない。
もちろん、いつか彼女に興味が湧いてやりたいっていうかもしれない。
そしたら、ぜひどうぞ!って感じ。



長女はやりたいからやった。
私たちがやらせたわけじゃない。


次女は、コーヒー屋さんを始めた。
これも、私たちが無理にプランを立てて「始めさせた」わけじゃない。
「こんな面白いことやっている子がいるんだって。やってみたい?」
「うん!やりたい」
だから、始めた。
コーヒー屋さんやったほうがいいよ、こうやってやりなよ、こんな子みたいになってごらんよ。・・・とかじゃないんと思うんですよね。
ちょっとした違いに見えるけど、大きな違いだと思う。


常に、
主語は子ども。
主体は子ども。
主役は子ども。


子どもたちは好奇心旺盛な生き物。
天才かどうかなんてわからない。関係ない。
子どもたちがたくさんの興味や強みの原石を磨くサポートを私たちはする。



子どもが主役、
事業者が主役。
私たちが主役じゃない。
私たちはサポート役、応援団。


子育ても、事業者支援も、
私たちが無理に何かを詰め込んでみたり、プラン立てるなんて、違うと思うんですよね。
無理にこちらが提案したり、やらせたって、何もうまくいかない。
私たちは主役ではないのですよ。


この7年間、事業者さんのサポートをしてきた。

「企業には、人には必ず必ず魅力がある。
 だって、ここまで続いてきたんだから。」

そう確信してる。信じてる。

必ずあるいいとこを探す。
ただそれだけ。
私たちは、その可能性やその魅力を引き出し、そして、それを求めている人とマッチングする。
グッと世に出すお手伝いをしてるだけ。


 子どもには、必ずいいところがある、魅力がある。
 本人が関心を持つ興味がある。



それはどこなのか。
自分では自分のことってわからないから、代わりに探してあげる。
社会のどこにそれが生かせたり、もっと輝けたり、もっと深掘りできたり、学べたりできるかわからないから、そのサポートする。

常に、
事業者さんが、子どもが、主役。

常に答えは、私にはない、
企業や子ども、その人の中にある。


そして、それは、
彼らへのリスペクトと確信があるから成り立っているんだろうな。

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