杉山文野さんご夫妻にお子さんが生まれたニュースを読んでいるだけで、
もう涙が止まらなくて。
とても素晴らしくて、
そのご苦労やその困難も、
そのチャレンジも、もう涙が出る。
そして、
とてもとてもおめでたい。
心から祝福しています。
 > https://www.buzzfeed.com/jp/daisukefuruta/congrats-on-new-baby
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LGBTについてのシンポジウムへ


よくできている愛知県の人権啓発ポスター。
私もジーンときた。
そして、みんな高齢者になるからね、
多様性を受け入れる社会じゃないと、自分も困っちゃうと感じるポスター。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinken/301112.html
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1月24日は、
そんな愛知県さん主催の「人権ユニバーサルイベントin 名古屋」にて、
パネルディスカッションのモデレーターとして参加をしてきました。
 > https://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinken/301026.html

25分で、2回。
LGBT当事者の方、LGBT等の雇用対して先進的に取り組まれる企業・大橋運輸さんと。
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ちなみに、今回のブログは、「LGBT」と表記していますが、
性的マイノリティの皆さんのことを、「LGBT」と表現することが多いですが、
「LGBT」だけじゃないので、
最近は、「SOGI(性的指向・性自認)」と表記することが一般的になりつつあるようです。


「知らない」ことが差別を作り出す


登壇者だった当事者のお一人は、
ろう者でトランスジェンダー。
小学校から高校まで普通校に通っていたそうです。
とっても勇気ある、チャレンジ。

でも、
いじめられていたんですって。
友達からも先生からも。

彼はおっしゃいました。

 先生も友達もみんな、
 ろう者を受け入れるのが、初めてのことで、
 どう接していいかわからなくて、
 結果、いじめられた。
 だから、田舎に住んでいて、
 トランスジェンダーなんて、そもそも「頭がおかしい」と言われる中で、
 どうなるのかと思うと、恐ろしくて、
 違和感が苦しくても、言うことはできなかった。

と。

つまり、
知らない、わからないと言うことが、
差別をうむ。

知らない=無知と言うことはとても罪深い。
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学校現場がちょっと知識を持つだけで随分と変わる


保育園に通っている娘たちは、
そもそも「性」に対する意識も、当たり前も何もない。
「私は、A子ちゃんと、Bくんと結婚するの!」
って、言っちゃうくらい、
結婚する相手が、同性か異性なのかとか、
そんなつまらないことは、関係ない。

そういう性に対する「当たり前」意識がない間にも、
例えば、
小学校で、無意味に男女を区別されたり、
もしくは、
先生が悪気もなく、「男同士で仲がいいなんてホモじゃない」
なんて、発言してみたり・・・。
例えば、
テレビで、性的マイノリティのことを面白おかしく笑いにしてみたり。

そんな日常に触れている中で、
子どもたちは、
性に対するいわゆる「当たり前」とか「普通」という概念が刷り込まれていく。
そして、
その他を排除していく。

そういう中で、
「普通」と違うことに苦しむ子がいたり、
もしくは、
「普通」じゃないということを隠さねばと必死になる子がいたり、
もしくは、
「普通」じゃなくて、いじめられる子がいる。


もちろん、自治体によっては、
学校現場も変わりつつあるところもあるようです。
そして、学校現場で研修・講演をするアスターの皆さんによると、
ここ最近、「LGBT」は、メディアで取り上げられることが多くなり、
視聴者教育をされているので、
子どもたちはとても柔軟に受け入れられるようになっているとのこと。


当事者は頑張っている。あとは当事者以外の問題。


大橋運輸さんは、約120名ほどの会社さん。
そのうち、2割は女性でドライバーさんもいる。
5人は LGBTのカミングアウトをされているそうです。
ハンディキャップある人の雇用、女性の活躍、LGBTへの対応も、
柔軟に制度を変えながら、取り組まれている。
 >大橋運輸 https://www.0084.co.jp/


大橋運輸の鍋島さんが、
なぜそんなに理解があるのか?

それは、
彼が男子高校時代に、目の前の席の子が、女性っぽかったそうです。
その子がいじめられているのをみて、違和感があった。
悪いこともしていないのに、いじめられる。
そこで、最初に、入社希望をしたトランスジェンダーの方を、
前向きに捉えることができた。



トランスジェンダーの人たちの相談に応じる仕事をされている方も
おっしゃってました。
 > http://g-pit.com/

 留学経験など、 LGBTの人が近くにいた経験のある人の方が、
 ずっと受け入れてくれるんですよ。
 だって、あの海外では、そう言う人いたから、別に驚かないよって。
 そう言われることが多いんですよ。


つまり、
当事者の人が、身近にいる・いたと言うことは、
とても大事なポイント
なんですよ。

知ってる、
出会ったことある、
それがとても大事ってこと。
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特別じゃない


鍋島さん、こうもおっしゃいました。

 我が社はLGBTに取り組んでいると言われるけど、
 そんなに特別なことをしていない。
 これまで、女性活躍に始まり、様々な社員さん一人一人に寄り添う中で、
 制度を変えながらやってきたら、
 様々な多様性ある人たちが、集まり、活躍し、
 そして、多くの人が就職したい会社になった。
 女性活躍とか、ハンディキャップを持った人の雇用の方が、
 実は大変で、とても時間と労力を割いてきた。
 LGBTの問題は実はそんなに大したことじゃないし、
 そもそも特別視することでもない。


大橋運輸で働く社員の方もこうおっしゃっていました。
 
 他に気を遣わなくてもいいから、
 自分の能力を最大限に発揮できる。
 ただ「普通」に、頑張れる。


大橋運輸さんのLGBTの方への制度、
名前は通称でいい、ホルモン治療などのための時間は融通する、
制服はズボンでもスカートでも選べばいい、
トイレは誰でもトイレにする・・・などなど。

それって、実は私も嬉しい制度だったりします。
旧姓を名乗れる、子どもの行事とか不妊治療とかにも時間を融通してくれる、
制服はスカートじゃなくてもいい、、、、
ってこと。
女性が働きやすいことでも、かなりある!!!
ってことで、めっちゃいいですねって、共感しました。

すると、社長、
 女性に働きやすい会社になると、
 誰でも働きやすい会社に近づけるんだよね。
って。

なるほどな〜。

というくらい、
実は、LGBTへの対応って、特別なことじゃないってことなんです。
って。


当事者じゃない人ができること


大変失礼ながら、進行中、
「じゃあ、トランスジェンダーの方は、
 他の、LGBの当事者のことを理解していると言えますか?」と質問しました。

その方は正直に率直にお話をくださいました。
 LGBは、見た目と性は変わらない。
 だから、トランスジェンダーほどの苦しみがるんだろうかと思ったこともある。
 でも、話せば、たくさんの悩みや苦しみがあることがわかった。
 でも、正直トランスジェンダーにだっていろんな人がいるわけで、
 トランスジェンダーの人のことすらわかっていないかもしれない。


そうなんですよ!
LGBTって、
説明をされると、一瞬、ややっこしく感じるし、
考えたこともないから、頭ん中、ごちゃごちゃしたり、
モヤモヤが残る。
モヤモヤすると、も〜〜〜〜ってなって、目を背けたくなったりする。
正直に、ごめんなさい、
理解できないなって、思っちゃったりします。


でもね、当事者同士でも、理解できないことがある。
人それぞれ違うんです。
私たちだって、
相手のこと、みんなのこと、
理解してるかっていうと、理解できていないはず。
親のことだって、
子どものことだって、
パートナーのことだって、
職場の同僚のことだって、、、。

それとなんら変わらない。


だから、
この問題は、
理解してくれ!ってことじゃない!!
ってことに気づきました。


これは当事者じゃない人の課題


鍋島さんが、おっしゃいました。

 当事者の人は、とっても活動しているし、
 十分なくらい頑張っている。
 でも、世の中の動きが悪い。
 それは、当事者じゃない人たちの問題なんですよ。
 だから、当事者じゃない、自分は積極的に活動することにしたんです。


なるほどなーって思いました。


今回、私は、とても無知だったと反省をしています。
市川さんの講演を聴きながら、
登壇直前に、色々考えすぎて、
こう言ったら失礼なんじゃないか、
ああ言ったら失礼なんじゃないかって、
巡っていたら、
何を言っていいんだ?と思ってしまう。
で、ついステージに上がったら、
頭が白くなったのか、
冒頭に考えていた一言目を忘れ、
慌てて言った自己紹介すらうまくできませんでした。


そのくらいの素人の私だからこそ、
今回、当事者じゃない人たちが集まるシンポジウムで、
参加者の皆さんと同じ目線で、彼らの話を聞き、
彼らの思いを噛み砕いて、簡単に、
要素をお伝えできたんじゃないかなーと、
ちょっと思っています。


当事者の皆さんからすると、
もっと掘り下げて欲しいこと、
もっと伝えたいことあったと思う。
よくわかっていない進行だなーと思った場面もあったと思う。
そして、
きっと失礼な表現もあったと思う。
お詫びします。
でも、
当事者じゃない人たちが、
何からアクションできるのかを知ること、
アクションにつなげてもらうことが大事だなーって、
思ったんですよね。


当事者じゃない人が今からできる2つのこと


鍋島さんは、ある程度の規模の会社の社長さんたちから、
こう、よく言われるそうです。

 鍋島さんはすごいね。
 でも、うちには、LGBTの人はいないから。


いや、いないわけないんですよ!
13人に1人はいるんです。
それは、いないわけじゃなく、
気づいていないだけ、
という表現の方が正しいかもしれない。


そこで、
今回のシンポジウムで私がわかった、
当事者じゃない人がいますぐにできることは2つ。


1.
LGBTのことを、理解できなくてもいいから、
知ろうとすること。

2.
LGBTって特別なことじゃないと認識すること。
そして、
私の周りにも「きっといる」と思うこと。



たったこれだけ。
まず、今から、
誰にでもできる。

それだけで世界が変わる。


自分への反省と今後の学びに


以前、友人が教えてくれた動画。
2013年にニュージーランドで同性婚を認める法案が出来たとき、賛成票を投じた議員のスピーチ。
https://www.youtube.com/watch?v=UjkWwmW4PCg

さて、
ニュージーランドは、法律が成立して、
当事者じゃない人たちはどう変わったのか?


今回、短い時間ですが、
当事者の皆さんのお話を聞いて、
偏見以外にも、
法的にたくさんの困難を抱えていらっしゃる。


どんな人でも、
今よりも、少しでも生きやすい、
多様性が受け入れられる社会になりますように。



当日、そして、このブログにおいても、
大変無知が故に、
無意識に当事者の方を傷つけるような表現があったかもしれません。
そして、専門の方からすると、
全然違う!なんてご意見もあるでしょう。
申し訳ありません。
無知な私が、率直に感じたこと、学んだことを、書かせていただきました。
無意識、無知とはそれだけで大変罪深いなと実感しています。
でも伝えないより、伝える。大事だと思うから。
一人一人ができることから。
これから、
もっと私自身も、もっと学びたいと思います。

当日、拙い進行に、おつきあいをいただいた皆さん、
本当にありがとうございました。
そして、
このイベントに、お声がけいただいた市川さんに深く感謝です。
素晴らしい機会をいただき、ありがとうございます。
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