坪田さんの話題の新刊「才能の正体」。
読みました!!
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自分にとって、
母として、
ビジネスマンとして、
ビジネスコーディネーターとして、
自分のいろんな立ち位置で、読んでました。
発見や確認がたくさんあって、
坪田さんがよくおっしゃるメッセージ、
「やれば伸びる」を、改めて刻みました。




支援者の皆さんへ、「指導する側」と「指導される側」


中小企業支援の現場でもよく見かける、「指導員」的肩書き。
とっても違和感がありました。

坪田さんは、著書の中で、明確におっしゃっています。

「いつも大きくズレている」


そう、
だから、前向きにチャレンジは重ねられませんよ。

そう、
だから、結果なんて出せませんよ。

中小企業支援に携わる方も含めコンサルタントの方、
そして、
奇しくも「指導係」なんて、役職名を仰せつかってしまった方、
ぜひ読んでください。

そして、
ぜひ、よりよく才能が伸びるように、
そして良い結果を生むため、
ぜひ、読んでほしい。


親の呪い?!拮抗禁止令と13の禁止令


この章がやってきて、
私は、納得と反省と、そして、どうしたらいいんだーって思いに駆られています。

そう、おっしゃる通り、
私が発する言葉で、価値観がルールを形成していく。

何気なく、発している言葉は、
私の中にルールと価値観があり、それに従ってもらいたいから。
そう、そうなんですよ。
この無意識に発している、子どもへの禁止令は、本当によかったのかと、
今、振り返り、
そして、どう修正すべきかを、ぐるぐると考えています。

私の価値観を押し付けることは、
私が日々快適に過ごすためには必要かもしれないけど、
でも、
彼女たちの才能を伸ばすためには、邪魔。

そう、気づけたことはとても大きな気づきです。
ありがとうございます。
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身近な「守破離」ができてるか?


あと面白いなーと思ったのは、
「守破離」が大事って話からの、西野さんのエピソード。
坪田さんのいいなーってところを速攻西野さんが真似したって話でした。

「守破離」の話が出る時って、
人生かけてっていうか、
もうめっちゃ追い込まれてる感ある時に、
ちょっと小難しい話で使われることが多いって勝手なイメージがありました。
これが、
ここでは、「お歳暮」についてでした。

そう、
すごい人のやっていることを、「真似する」行為って、真似することで、自分のステージが上がっていく。
「真似する=守」
が、こんなに身近にあるってことに、ちょっと感動したんです!!

常に、
どんな場面でも、
生活でも、仕事でも、
ちょっとしたことでも、
いいなと思ったことを素直に取り入れられる人間であれってことなんだなって、
思います。


努力は自分に蓄積する原体験


そうそう、
この坪田さんの本の命題、「才能ってなに」って。

「人は結果しか見てくれない、結果からしか判断しない」
結果が出れば、天才で、才能がある。
結果がでなければ、ほれみたことか、と。

私はここに強く共感があります。
原体験があるから。
高校受験を終えた22年前から、
ずっとそう思ってきました。

結果は経過でしかないのに、
私の中は何も変わらないのに、
結果だけで人は判断をしてくる。


先日、見つけた!
私が中学3年の時、
奇跡の内申点「1」 笑。
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そう、中学校は3年の2学期まで、あまり通っていませんでした。
そんな私は、中学3年夏休みに思ったんです。
大学生になりたい!
だから、高校生になろう、
高校受験をしよう!
ちゃんと勉強して、そして、公立を受けたい。 ※ 愛知は公立至上主義
そんな私に、みーんな言いました、
「絶対に落ちるからやめなさい」と。

わかってましたよ、
そうそう、この内申点ですからね。
そして、内申点は3学期通してのトータルだから、絶対に上がらない。
あと、
これまで点数をあげてた子たちにあげなきゃならないから、あなたにはあげられないとも言われました。

でも、やるからには努力をしたい。
私のゴールは、高校ではなく、大学だから、
その先を目指すための第一歩だと思ってました。
そして、
何かの奇跡が起こっちゃうかもしれないと思えるくらい、
この国は人生を失敗した人にも優しく、素敵なところかもしれないと思っていた。
だから、
毎晩、1時2時まで、朝は4時5時に起きて、勉強した。
誰も文句が言えないくらい、ちゃんと点数を取りたかったんですよね。
そして、
自分が一番納得したかったし、
言い訳したくなかったんだと思います。

やる前から、
「どうせダメだ」っていう人生は歩みたくない。

結果は、もちろん、不合格。
2つの公立を受けて、ダメ。
大学進学出来そうな私立の進学クラスも、ダメ。

「ほれみたことか」と。
まさに、言われました。


でも、そんな皆さんの反応とは裏腹に、
私的には、
「英語満点だったわ!!!」
この喜びで舞い上がりました。

そして、
「この人たち、大事な人材を、逃したな」って思ってました。

私は、その時思った。
ここで受験に失敗した、
行きたい高校に落ちた、
だからと言って、
私のこの努力して蓄積した知識は減らない。
だから、大丈夫。


そんな私を一校だけ拾ってくれたのが、
岡崎学園高校特進コースでした。
あの時、
「特進コースに入って、大学進学したい」と言った私に、
他の先生は、
「我が校とは言え、特進をなめないでください。」と言われましたよ。
でも、
一人の神様みたいな先生がいて、
テストの結果を見て、
「いいよ、入れてあげる。
 内申は、関係ないよ。 」って言ったんです。

だから、
私は、あの大学に出会い、
名古屋にいられたことで、
どまつりに出会い、G-netに出会い、
小出さんに出会うことができて、
今、岡崎でOKa-Bizをやれてるわけです。


私も思う。
結果は経過でしかない。

世間から見たら、あの時は失敗だった。
でも、今、トータルで見ると、
今の時点の結果としては、成功です。

いや、今の私の人生が成功と思う人と、思わない人がいる。
価値観の問題。
そして、
この先、まだまだわかりません。
今だって、経過に過ぎない。

でも、事実は、
私はあの時、勉強をしました。
結果は、高校受験に失敗しました。
でも、
伸びた事実は変わりません。

だから、
今、努力を重ねていることも、
すぐに結果が伴わないかもしれない。
でも、
この努力で蓄積されたものは、決して変わらない。

そう思えるから、
そう知ってるから、
私は頑張れる。


もっともっと身近なすごいからきっちり真似よ


坪田さんもツイッターでおっしゃってたけど、
そう、
成功している人は、みんな同じことを思い、
そして、実践しているってこと。

それなのに、
こういう本をたくさん読んでも、
そして、
身近にいるすごい人たちがたくさんいるのに、
変わらない自分っていうのは、
ただがむしゃらにやればいいわけじゃなく、
まさに「守破離」が足りていないんですよ。


自分や、子ども、
そして相談してくださる事業者さんや、
一緒に働くスタッフさんたちの
才能をより伸ばすために、
まだまだできるたくさんの努力を重ねたいと改めて思いました。

まだまだ伸びるぞ、自分!!

坪田さん、
素敵な本をありがとうございました。

才能の正体 (NewsPicks Book)
坪田 信貴
幻冬舎
2018-10-17




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