あることで調べ物をしていたんです。

出産前後に就業を継続する割合は増えておらず、全国的に6割以上の女性が出産を機に離職する傾向が続いている

内閣府「男女共同参画白書平成27年度版」


妊娠出産後に退職した女性正社員の退職理由は「家事、育児に専念するため自発的に辞めた」が29.0%、「仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさでやめた」が25.2%。

厚生労働省「平成27年度 仕事と家庭の両立支援に関する実態把握のための調査研究事業報告書」


「自発的に」というものには、
専業主婦への憧れとか、
誰かにそう促されてとか、
様々なレベルが含まれると思うけど、
家事や育児が大きな要因となって、仕事をやめるという現実があるんだなって。


出費にはシビアなのに、なくなることにはシビアじゃない


たとえば、
月20万稼ぐ女性が、
結婚や出産を機に、仕事を辞める。
家計は、つまり、20万減なんです。

※ 2015年の国税庁「民間給与実態統計調査」から、
  20代後半(25歳〜29歳)の平均年収は343万5000円
  (男性:377万5000円 女性:297万1000円)。 )


しかし、例えば、
結婚後も出産後も、そのまま働き続けたとします。
出産後、
時短になったり、残業分が減ったりするかもしれない。
そして、
仕事と育児・家事を両立するために、
子どもを保育園に預け、
週1回家事代行頼み、
共働き三種の神器マシーン達を購入したとします。

洗濯乾燥機に、ルンバ、食器洗い乾燥機、
確かに、購入した当初は出費になるかも。

しかし、
20万が全くなくなるのと、家計の収支は同じだろうか?
初期投資、ランニングコストをトータルして考えてみると、
数ヶ月のうちに、ひっくり返ってしまうし、
それは途中からパートで働き出しても、
もう取り戻せないくらいに、収入差が出てしまうのに。


世間は、
稼いできたお金に対する出費には、シビアになるのに、
そもそも無くなってしまうお金には、無関心な気がしてならないのですよ。


家事が苦手なのに家事業に転職させるのは、非効率


そもそも、私は、
専業主婦否定派ではありません。
専業主婦になりたい人もいる。
その人の価値観だから、
それはそれで良いと思う。


しかし、
家事育児するのは、女。
結婚するなら、仕事やめて家事するでしょ・・・
子ども産んだなら、専業主婦でしょ・・・
みたいな感覚も、まだまだ根強い。
社会の仕組みも、ほとんどが専業主婦前提で組まれている。


そう、なんでこんなことを書いているかっていうと、
最近、よく思うんですよね。
女性だからってみんなが、
洗濯、掃除、料理、裁縫などなど、
家事が得意なわけじゃない。

いや、正直、誤解を恐れずにいえば、
掃除下手な人、苦手な人、嫌いな人って結構多いなって思うんです。
料理だって、そもそも米の研ぎ方だってわからない人すらいるし、
レシピ見たって、全然美味しく作れない人だって、ざらにいる。
簡単に美味しいとか、手間ないとか、
みたいなレシピ本やサイトが流行っているのも、まさにその通り。


結婚を機に、専業主婦になるってことは、
家事業に転職ってこととイコール。
でしょ?
家事が苦手な人に、
20万円分の給与を支払って、仕事を頼むのって、
本当に賢いんですかね?


もしかすると、
20万他で稼いでもらって、
プロの家事代行に頼んだ方が、
家の中は綺麗になるかもしれません。
食器洗い乾燥機を導入した方が、
キッチンが片付くかもしれません。
メインは総菜屋で購入したほうが、
栄養もあって美味しいかもしれない。
いや、
そもそも、子育てしていると、それだけでも重労働、
料理することすら困難な時もあって、
惣菜を導入することだって多いかもね。
女性は、
外に出かけるから、毎日化粧して、女を忘れないかもしれない。
忙しそうだけど、好きな仕事ができる喜びで、
イキイキしているかもしれない。
・・・

だとすると、
もし家事が苦手な人に、
女というだけで、
結婚や出産を機に、
仕事を辞めてもらうの、もうやめませんか?


何だか、 0 か 1 かみたいな議論だなって。
家事育児生活で、
20万稼ぐか、仕事辞めるか。みたいな。
いや、
もっと、中間っていうか、
いろんなサポートしながら、続けるとかって選択肢が当たり前になれば、
両立で悩んで辞めるとかなくなるんじゃないかなって。


女だからと納得していても、悔しい思いをしている人もいる。


そう、
兄の出産を機に、仕事をやめた母がね、
ぽろっと言ったんですよ。
 (いや、40年近く前、
  そういう時代だったから、父親を責めるつもりは全くありません。)

「その時の給与は、母の方が多かったのよ。
 なんで、私がやめなきゃならないんだろうって思ったよね、正直。」
って。

でも、
女性だからという理由だけで、
母は仕事をやめました。
決して家事の得意な人じゃないし、
器用な人じゃない。
辞めるのが当たり前の割に「この人、家で暇してるのよ」と言われる時代。
自由に好きな洋服を買うこともできなくなる。
ストレスも多かったと思う。
彼女は、そのまま働き続けることができていたら、
その後の生き方が変わったと思う。


「結婚しても、出産しても、
 ぜひ、働いてよ。
 輝いてる人の方がずっと素敵だよ」と、
言ってくれたパートナーには、
そんな母を見てきたから、
それだけで、もうとっても感謝です。


社会が働かせてくれない現実


しかしね、
現実問題、
働き続けるのも困難ですよね。
地方だって、あちこち、保育園も学童もいっぱいで、
落ちた人多数。
キャンセル待ち多数。
働きたくても、働けない人も多いのも事実。

本当にね。

この問題は、どうしたら解決できるのか。
みんなが立ち上がっているように、
自分でやるしかないのか。
いや、でも、
みんながみんな自分でできるわけじゃなくて、
それじゃ追いつかなくて、
本当は抜本的な解決が求められているんだと思います。

働きたいのに、働けない。
雇いたいのに、雇えない。
とっても悩ましい問題。




ということで、
今日3月8日は国際女性デー。
昔よりもずっとずっと女性を取りまく状況はとても改善されていて、
切り開いて来た大先輩たちに感謝。
私がこうして自由に働き、楽しく生きていけることにも感謝。
でも、
もっともっと多くの女性たちが、
女性が女性であることで我慢したりせずに、
自分らしく輝ける社会になると良いなーと思っています!!



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