今日は、土曜日授業の振替休日だった長女と、岡崎まで出勤でした。
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朝、子ども3人と車で家を出て、ゴミを出し、
そして、下2人を保育園に送り届け、
そのまま駐車場に止め、長女と一緒に駅に行き、電車に乗って岡崎へ。
駅で母に長女を託し、私はOKa-Bizへ出勤です。
帰宅も同様、岡崎の駅で母から長女をピックアップし、電車で一緒に帰る。
駅に着いたら、車で保育園に下2人を迎えに行き、ようやく自宅へ〜。

さて、私のこの出勤に、出勤手当てはつかないのでしょうか。



「公用車の私的使用疑惑」とは、どんな疑惑



【週刊新潮】「金子恵美」代議士に公用車の私的使用疑惑 また“魔の2回生”
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/06281700/?all=1


みなさんが議論をされているところから、
今回は争点をまとめてみました。
・通勤途中の保育園送迎は私用目的じゃないのか?
・公用車に家族などの他の人の同乗がいけない
・そもそも公用車の是非
 →そもそも論は、今回は置いとく。


総務省は「私用のためだけはだめ」


総務省の会計課は30日、J-CASTニュースの取材に対し、金子氏の公用車送迎について、「公務の経路上であったので、特に問題とは考えていないです」と答えた。同省の官用車使用規則では、家族などを乗せることの是非には触れておらず、ケースバイケースで運用しているとした。私用のためだけはダメと注意と注意したり、日報を書いてもらってチェックしたりしている
https://www.j-cast.com/2017/06/30302136.html?p=all


同乗者の是非はルールにないし、
私用目的だけはダメであって、公務の経路上のついではOKなのですよ。

そもそも、保育園の送迎は、通勤の一環です。
保育園の送迎のために出かけるのではなく、
通勤のために出かけるのです。その途中で送迎をするのです。
そうでなければ、そもそもスーツ着て出かけたり、
重たいパソコンの入ったカバンを持って、
子どもの布団とか、オムツとかたくさん入ったカバンも持って、
出かけたりしません。
もし保育園の送迎が私用だけの目的と認定をされたら、
では、通勤の途中にゴミを出したり、
通勤の途中に郵便を出したりする行為も、
通勤途中に一杯引っ掛けて帰るおじさまがたの行為も、
これはアウトでしょうか。
私用目的と断定されますか?
通勤手当の不正受給ですか?


本当に、普通に考えてほしい。
日常の私たちの生活の中で、仕事しながら生活するために効率的にやっていることを、「公私混同」なんて言われたら、何もできないじゃないですか。


活躍する子育て女性に共感し、子どもたちの未来に繋がる実感


まず、
一般庶民からすると、大臣くらいは知っていても、
政務官にどんな人がいるか、よく知らない人も多いと思う。
恥ずかしながら、私はよく知らないのです。

金子議員の話を聞いて、
こんな小さなお子さんを持つ女性が、抜擢をされ、
活躍されていることに、嬉しく思いました。
そして、いやー、
自ら子どもを保育園に送迎する姿に、熱く共感、感動したんですよ。


批判を見ていると、
「ベビーシッターを使え」などの声もあるみたいです。

そう、
忙しく活躍したいキャリアウーマンは、
ベビーシッター雇って、家事や育児を任せ、
その分、自身は残業し、仕事をすることで、
男性社会の荒波の中で、成果をだし、評価にこぎつける。

「あなたもそうしたら?」
そう言われたこと、ありますよ。

でも、
私はそれは選択したくない。


ベビーシッターを雇って仕事をすることに、私は別に批判はしないし、
それもその人の選択だと思います。
良いとも、悪いとも思わない。


でも、
仕事したいならベビーシッターを雇えって、
それ、みんな本当に納得できるわけ?
それ、みんな望んでいるわけ?
それ、みんなできるわけ?
仕事する人は、子育てする権利ないわけ?

彼女が、自分で保育園に送っていく姿、お迎えにいく姿、
そして夫と育児分担する姿、
私は、とっても共感しました。

忙しく活躍する女性はいつ母をしているのか?
でも、彼女たちもまた、母親なんだ。
そんなことを感じ、
よし、自分もがんばろ!と、パワーをいただいたのですよ。



金子さん、政治家で、しかも政務官。
想像を絶する激務だと思います、
私は絶対無理だなぁ、選択できないなーと思うと、本当に頭が下がります。
そして、そういう女性が国政にいることが、
自分たちの、そして子どもたちの未来の一歩に繋がると強く思います。



これまでの男性議員たちはどうしてきたのか?どうしているのか?


私の疑問は、
そもそも男性の議員は、大臣や政務官たちは、どうして来たのか?
これまで公用車を使ってきた人たちは、どうこの育児と仕事の両立の局面を乗り越えてきたのか?
子どもや妻を乗せたことはないのか?
子どもを保育園に送迎したことはないのか?

杉村太蔵風に言えば、
「保育園の送迎をしたことがない私は育児をしていないのか」
みたいな感じでしょうか? 苦笑
 >http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2017062182211.html


何で、彼女だけ叩かれるんでしょうね〜???


頑張っている人を応援できる社会に、多様性を許容できる社会に


なんでしょうね、
頑張っている人をもっと応援しても良いのにな。
自分が頑張ることも応援してくれる社会の方がいいじゃん。


そして、
もっと多様性を許容できる社会になってもいいんじゃないかって思います。
仕事だけがむしゃらにしている人ばかりの社会よりも、
いろんな人がいて、いろんな人が、いろんなことを頑張れる社会の方が、
ずっと健全。
そして、仕事だけがむしゃらにやりたい人だって、過ごしやすいはずです。
子育てしながら、仕事したっていいじゃない。
介護しながら、仕事する人がいたっていいじゃない。
高齢者になっても、休みながら働いたっていいじゃない。
障がいがあっても、外国籍でも、LGBTも、、、、いろんな人がいていいじゃない。


ちなみに、ちなみに、
私は、子連れで出勤するイタリアのリチア・ロンズーリ議員くらい、
日本の国会議員が、子連れで出勤してもいいと思う派です。
それぞれかなりの是非あるでしょうが。
そして、それこそ、子どもを連れて仕事をするって、スーパーすぎると思いますが。
でも、
子どもを育てながら、仕事するって、
極論、そういうこと何ですよね。

そして、そのくらい、みんな、何かをするために何かを諦めたりせず、
仕事も子育ても介護も・・・いろいろ、いろいろ含めて・・・
あなたの人生をあなたが生きることを、もっと謳歌していいし、
周りはそれを受け入れてもじゃないっかって、思うんです。




駒崎さんのYahoo!ニュースには、最後にこうあります。
> https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20170701-00072787/
さらに、こうやって新潮の記事にカウンターメッセージを書きます。

僕一人の力は弱く、週刊新潮デスクには届かないでしょう。でも、たくさんの皆さんが行動すれば、フェイスブックの友達の友達くらいのところにいる新潮社社員には届くのではないかな、と思います。

少子化日本で、子育てしづらい空気を、日本を創ってはならない。みんなで小さな声をあげていきましょう。


微力なんてもんじゃないほど小さな小さな声だけど、あげてみました。
子育てすることにそんなに肩身狭い思いすることを、
そろそろやめにしてはどうかと思うんですよね、ほんと。
微力ながらですが。
多様性ある社会に向けて。