中小企業支援・創業支援をしていると、
私は特に女性だからか、女性のお話を聞くことも多いです。

主婦で起業する人に対して、
「起業は、女の遊びじゃない」とか、
「旦那の稼ぎがあるからやれるんだ」とか、
「別に儲ける気ないんでしょ」とか、
実際に支援する側の方がそうおっしゃる現場をたくさん見てきました。
また、そう言われたと、ポロっとお話をしてくださる現場をたくさん見てきました。

また、ひどい時には、
主婦で起業したいと言うと、話すら聞いてもらえない。
先日も、初めて話をまともに聞いてもらえましたと、心から感謝をされてしまいました。


なぜ、そんな展開になってしまうのでしょうか?

「主婦が起業する」とは、
本当に、本気度が足りないのでしょうか?
本当に、稼ぎがなくても良いのでしょうか?
本当に、遊び半分なのでしょうか?
本当に、普通の事業とは違うのでしょうか?


本業と副業


そんな言葉を聞きながら、ふと考えるのです。

例えば、週末起業は遊びでしょうか?
例えば、兼業農家の農業は遊びでしょうか?
例えば、主婦のパートは遊びでしょうか?
例えば、大学生のバイトは遊びでしょうか?

単に主婦の起業って、
起業が一番メインの事業ではないということだと思うのです。

確かに主婦が起業する際、
その多くは家事育児という本業に加えて、自分の仕事を始めます。
副業として仕事を始めることと一緒だと捉えてみる。

確かに、その新しくはじめた仕事が
あくまでも副業のポジションをくずさないのか、
いや本業に並ぶものにするかは、
確かにその人によって、分かれるところではあります。
でもそれは、本気かどうかで分かれるわけではない。

そう考えると、
本業があって、もう1つ事業をするというポジションだと捉えると、
週末起業だって、
兼業農家だって、
主婦のパートだって、
学生のバイトだって、同じなわけで。

確かに、これがないと死んじゃうわけ?って言われると、
そうではないケースも多々ある。

でも、だからと言って、
どれも本気じゃないとハナから突き放すのは、やはりナンセンスすぎると思のです。


副業として始めることは理にかなっている


ちなみに、内閣府は2011年に、専業主婦の労働対価を年収304.1万円だとしています。
ちゃんとした重労働だと認められています。

その労働をこなしつつ、さらにチャレンジをしようとしていることに、
支援側は、まずリスペクトをすべきなのです。
切り捨てる、話も聞かない、そもそも説教するっていうこと自体が、間違っている。


彼らがもし、
起業をまずは副業として始めることが、「本気が足りない=遊び」だとして、
揶揄したりし、ナンセンスだと捉えているなら。
つまり、
起業するときは、全てを投げ打て!!!
とでも思っているなら、お門違いも甚だしいとさえ、私は思います。

業種によっては、
時には副業として、
時には週末起業として、
まずは、試験期間として、事業を始める。
徐々に踏み出すことは、とても理にかなっている。

副業、週末起業を「遊びだ!」なんで表現するのはナンセンスで、
むしろ、顧客の声を聞き、トライアンドエラーを繰り返し、
ビジネスモデルをブラッシュアップしていくことは、
やってもいない事業計画を、机の上で、何度も書き直すことよりも、
ずっとずっと行動力溢れ、
リずっとずっと成功するビジネスに近づけていける、
なんとも賢い選択だとさえ、思うのです。

チャレンジするということは、
単に大きなリスクを抱えることだけが、本気だと言われ、尊ばれることではない。
どんな小さなチャレンジ、
どんな小さなところからのチャレンジでも、
区別なく大いなるリスペクトされるべきだ。


自らの支援レベルの低さを認めているだけ


「いやいや、主婦の起業の話はさ、
 ビジネスの話になっていないじゃない」
なんてことを、もしおっしゃる支援者がいるとすれば、
なおさら、オワッていると思います。
ビジネスの言葉に置き換えたり、
どうしたらビジネスとしてちゃんと回るのか?その組み立てをサポートしてあげるのが、
支援側の私たちの仕事です。
それ以外、何するの?
うまくいくだろう事業がちゃんとうまく進んでいくことを見守ることが支援者なら、
支援者はいらないし、価値はない。
単に己の能力が、レベルが低いことを、認めているだけにすぎない。


なんで、
やったこともない、チャレンジしたこともない支援側のあなたが、
チャレンジをしている彼女たちに対し、
偉そうに、時には話も聞かず、時には侮辱して、切り捨てることができるのか。


チャレンジは区別なくリスペクトされるべきだ!

チャレンジは、
どんなサイズでも、
どんな人でも、
どんな内容でも、
どんなスタイルでも、
支援側の私たちは、そのチャレンジを心からリスペクトし、
全力で、応援し、伴奏をさせてもらえることに、感謝すべき。

こんな世の中、何とも悔しいねー。

私はこれからも、
どんな方のチャレンジでも、
もちろん区別なく、全力で、サポートしていきたい。
そして、
そんなことを、ちゃんとまともにできる支援側の人間を増やしていきたい。


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