9月1日です。
9月1日は子どもの自殺が最も多い日。
http://news.livedoor.com/article/detail/11958063/

自分が、不登校だったから、お伝えできることもあるかなと思って。
本人だけじゃなく、その親の皆さんにも伝えられること。


学校に行かなくても、私、人生けっこう楽しいです


私は、中学時代、ちゃんと教室に通ったのは、1/3程度です。
保健室登校も入れると、投稿した日数は、たぶん1/2程度かな・・・。

だからといって、
今、生きていくことに、困っていません。
楽しく歩んでいます。

かけがえのない仲間と出会いました。
そして、
自分が人生をかけてやりたい使命も見つかりました。
とっても素敵な師匠にも出会いました。
素敵な仕事もできています。
素敵な人たちにも出会えます。
子どもたちもかわいいです。

学校に行っていなかったという理由で、
困ったことは、今まで一度もありません。

そんなことで排除する心の狭い日本ではありません。
そんなことで、一生、落第印を押される日本ではありません。

日本はそんなに見捨てた国ではありません。

だから、
学校なんて行かない選択をしてもいい。
そして、
その選択肢を親が子どもに示してもいい。


私が行かなかった理由なんてあなたに比べればたいしたことない


なぜ中学に行かなかったのか。

先生の体罰があったわけでもありません。
私は、決してイジメられていたわけでもありません。
むしろみんな暖かかった。
携帯もない時代です。
(ポケベルはありました!!^^なつかしー。)
だから、ラインで無視されたとかもありません。

でも、
中学に上がってすぐ、5月頃には登校しなくなりつつありました。
最初の理由は、腹痛や頭痛です。
朝、起きれませんでした。
病院で様々な検査を受けました。
でも、原因はわかりませんでした。

だから、正直、よくわかりません。
でも、とにかく、
ここには居場所がないと、自分の身体が反応しなくなったのを覚えています。

今振り返ってみると、
あまりにも自由奔放に小学生時代を過ごしてきました。
中学は、3つの小学校が合わさった1学年400人のマンモス校でした。
入学して、2/3 は知らない人。
しかも、中学校は1年前まで、丸刈り、オカッパと言う超シメツケ型でした。
(約25年前ですよ〜、すでに珍しい!!)
校門に毎朝、先生が経ち、靴下の三つ折りやセーラー服の三角の大きさ、髪の毛の色などなどをチェックしていました。
急に、テストをすると順位がつくようになりました。
・・・
なんだか、全ての環境が一変しました。
それにもかかわらず、
なぜそうしなければならないのかの理由もなく、
ゴールも示されないのに、
それがごく当然のように押し付けられてくる様々な理不尽な出来事に、
私は全く納得できず、何を目指して動いたらいいのかわからず、
身体が反応することをやめたのだと、
今は理解しています。

自分が納得できないと動けない、
まあ、大変わがままなやつなんだと思います。

朝、腹痛で起きれないとか、今なら、もしかすると、病名がついたかもしれません。
幸いなことに、当時の私に病名はありません。
もちろん私は、自分が病気ではないと思っていたし、
私は、いじめなど嫌なことがあるわけではなかったのです。

でも学校にはいきませんでした。

今、もし苦しんでいるあなたの環境に比べれば、
ずっとずっと、きっと何で?って思うくらいです。

でも、行かない選択をしました。

だから、
今苦しんでいるあなたも、もちろん、学校に行かなくてもいい!!


ちょっと時間をおいたら、人に話してみるのも手


これを登校拒否だという名称がつくことに、大学生になってから気づきました。

自分の意思で行かなくなった。
だから、
自分は登校拒否とは違うと、なぜか思っていました。
変なやつです。

だから、
病院に行ってカウンセリングを受けると、出席になると言われても、
私は、それも拒みました。
だって、病気じゃないから。

今思うと行ってみてもよかったと思います。
他の人に話すことで解決策が見つかったり、
現状に、もうちょっと整理ができたような気がします。


親の姿勢は、「行きたくないなら、行かなくていい。」


親の反応は?

なぜ行かなくなったのか、よくわからなかったと思います。
当時の思いを、いまだに聞けません。

最初は、なぜ行かないのか?
学校にどうしたらいくのか?
困っていたと思います、多分。

でも、
彼女たちは、最初から、
「娘がお腹が痛いと言っているんだから、痛いんだ。」
と、疑問視する先生たちに、バシッと味方をしてくれました。

そして、いつの頃からか、
行きたい時に行けばいいと、言ってくれました。

ただ、父から約束がありました。
社会にはルールがある。
社会人には、どんなことがあっても行かねばならない日がある。
学生が行かなきゃならない時は、試験の時。
これだけは、熱があっても何があっても行きなさい。

私と父の間には、たった1つのこのルールだけ。

だから、私もこれを守りました。

時には、なぜ試験の時だけ来るのか?
試験にくるなら、普通の授業も来なさい。
試験だけ来なくてもいい。
と、コソコソ、先生方やクラスメイトの間で言われていたようです。
でも、そんなの知らん顔。

これは私と父との約束だから。
だから、
私はこれは守りました。


一方で、父と母がしてくれたこと。
それは、家庭教師をつけてくれたことでした。

彼女は、来ると、課外活動の話を1時間半して帰りました。
時々、勉強。
その話が面白かった。
大学生って面白いなーと思いました。
私の知らない世界を持っている。

いつしか、
大学生になりたいと思っていました。

後から先生に聞いた話です。
父が、勉強はしなくてもいいから、とにかく大学であったこと、課外活動で経験したことを、話してやってくれと言っていたそうです。

私は、父の作戦にまんまとはまりました。

彼は、私に、学校に行きなさいと言ったことはありません。
彼の心境はわかりません。
行かないことで、怒られたこともありません。
行きたくないなら、行かなくてもいいと言ってくれました。
私のやる事にいつも応援をしてくれました。
いつでも、目標を持てるように、そっとアシストしてくれます。
中学校の時もそう。
どまつりに出会った時もそう。


家にいてしていた事は読書


家にいてしていたことは、
掃除と読書だったと思います。

とにかく、活字苦手な私が、
一心不乱に、アンネフランクとかを読みました。

今、思うと、もっとたくさんの違う書物を読めばよかったと思います。
なんか、もっと突拍子もなかったり、今の役に立つ感じのやつ。


ああ、そう、時に死ぬことも考えました。
首をつったらどうかとか、
電車はダメとか、
手首って切ったって死なないんじゃないかとか。
でも、痛いの嫌だし。
・・・いや、嫌でしょ。

別に学校に行かなければ、
痛い思いしなくていいし、死ななくてもいいんだから。
とりあえず、今は、学校行く事やめて、
死ぬことは先延ばしにしたらいい。


私はこの時、
不登校と呼ばれる子たちにいくらか出会い、話をしました。
私がその時わかったことは、
私の苦しみは誰にもわからないし、
その子たちの苦しみは、私にはわからない、ということ。
たやすく、わかるよ!なんて言えない。
人それぞれ、何を辛いと思い、どう辛いのかは違う。

だから、今、苦しんでいるあなたがどんなにか苦しんでいるかもしれない。
軽々しく、わかるとも言わない。
今、わかってもらおうとしなくていい。
ただ、学校に行くことを選択しない。
だから、死ぬこともしない。
勇気を出して、それだけですればいい。


高校受験失敗したところで、人生転ばない


3年生の1学期、副担任の先生と大変もめて、
あの人がいるうちはいかないと、断然拒否体制に入りました。
自分的には、拒否第2期。

でも、
夏休みの時、よく考えました。
大学には行きたいと思いました。
大学に行くには、高校に行かねばならない。
高校受験のために、中学校は行くかと、夏休み明けからクラス復帰をしたのです。

もちろん、内申点はない。
だから、公立主義の岡崎市内で、
志望した公立高校は、もちろん受かりませんでした。


では、私の人生はそれでもう永久に終わったか?
と言うと、
全然、全く終わっていません。

そして、
今、社会はなんともなく受け入れてくれています。


だから、
人生、学校行かないくらいで、何も終わりません。
でも、
死んだら終わる。
だから、
とりあえず、行くのをやめて、
とりあえずいろんな事を考えるのをやめて、時が過ぎるのを待てばいい。


親の皆さん、
今は絶望的に感じるかもしません。
でも学校に行かなくても死ななければ、その先に未来は開ける。
だから、
学校に行かなくてもいんだという選択肢を与えてあげて欲しいと、切に思うのです。



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