※ 女性の起業シリーズ第2弾 ※

女性の起業家が少ない。
女性の起業家を増やしたいんですって、話を良く伺います。
私にとっても、考える機会をいただいていますー。

自分が東海地域の女性起業家として、
そして、起業家をサポートする立場として、
私なりの考えをまとめてみました。


突然の起業宣言撤回!


起業相談を受けていると、突如、「やっぱり辞めます」と言われることがあります。
それはね、男女ともにあるんです。
家族の理解が得られないとか、家族の事情がとか、他から引き抜かれたとか、理由は様々。

その中で女性に特に多い理由は二つ。
・結婚が決まりました。
・妊娠しました。


つまり、
結婚すると、子どもができると、起業できない!と思われているんです。


確かに、出産、子育てをしながらの自営業への風当たりは優しくないなーと思います。
そう、女性の起業のメリット・デメリットは、先日のブログにも書いてみました。
> http://takashima.blog.jp/archives/54503004.html


女性の起業を増やすための3つのポイント


そもそも、起業自体が少ない。
女性だけじゃなく、男性も含め、起業を増やしたいというのが本音だと思います。
そして、現在、女性の起業は全体の3割程。
 > 中小企業白書  http://goo.gl/yFRVQk

そこで、起業を増やそうとする施策として、よく見当るもの。
補助金を配る、セミナーをする、ビジネスプランコンテストをしてみる…など。


一定の成果があるからやり続けているのか、
でも、大きな打開力がないから、模索し続けているのか。。。
言えることは、現状として満足する結果は得られていなさそうだということです。

そこで、
そもそも、起業したいのに、できない・しない理由を分析してみると、その打開策って見つかるかもしれないなーと思うんです。

つまり、女性の起業家を増やすためには、結婚や出産で起業をやめる人が、
いやいや、出産しても、子育てしていても事業を続けていけるんだ!
と感じられることだと思うんです。
そのために、大切なことは3つあると思います。

・起業する上でのデメリットがある程度解消される
 →起業しても、出産・育児もできるということ
・起業すること=ハードルが高いイメージを払拭できること
 →自分らしいライフスタイルで事業できるとわかってもらうこと
・男性の起業家と同様に支援が受けられること
 →応援したり、一緒に考えたりしてくれる人がいるということ


早期で(若者)の起業を増やすなら
 生活や地域の課題に早く触れされること
 →やりたい、やらなければならないこと/動機を見つけてもらうこと


1.デメリットの解消/保育所の整備を!


http://takashima.blog.jp/archives/54503004.html

そう、起業のデメリットは3つ。
⒈代わりはいない。責任が大きい。
⒉保障がない。
⒊子どもが保育園に入れない。


起業はハイリスクハイリターンなんてイメージも強い。
確かに、保証で守られた会社員とは違う。
だから、このデメリット全てが解消されるわけではないと思います。
その必要もない。

ただ、女性だからリスクを負ってしまうこと、その一部でも解消できると良いかもと思うんです。

1.代わりがいない → 子育て面でのサポートを!
代わりがいないのは、どうしようもないのです。
それが嫌なら、チームを組めばいい。

だから、育休があまり長く取れないもの仕方ないかなと思います。
でもその分、自分の裁量で、仕事量も、仕事時間も決めることができる。
どう取り組むかは自分次第かな。

ただ、
例えば、子どもが病気などになった時、どうするのか?
小学校1年生に上がった時、短時間で帰ってくる子どもをどう迎えるのか?
…外せない予定だってある。一定度仕事もしたい。

でもね、よくよく考えてみてください。
これって、起業家に限った話ではないんです。
働く女性はみんな抱える課題。

これって、社会として、どうするのか?
休んでもいい、言い出しやすい雰囲気を作るのか。
それとも、サポート機能を作る、強化するのか。


2.保証がない → 産休中の保証を!
会社員なら、産休、育休中も手当がある。
そこで、起業家も、産休、育休時に手当を受けられるような保証制度、保険制度があるといいかもしれません。

私はそういうものに加入したかった〜 :_;


3.保育園に入れない → 整備して!
ぜひ入れるようにしてくださいーーーーい!!

って、でも、これも、実は起業家の話ではない。
働く人、みんなが困っているんです。


つまり、
女性の起業支援のために特別な施策は特に必要ないんです。
子育てしながら、働きやすい環境さえ整えてくれれば、それは起業するしないに関わらず、女性が社会に出やすくなる、出たくなるように自ずと変わっていくように思います。


例えば、女性の起業に補助金をつけるくらいなら、そのお金で、保育所を1つ整備するとかねw
(管轄ちがうとかそういう話は置いといて…)


ハードル高いイメージの払拭/ロールモデルの提示


起業のメリットとしてもご紹介したように、実は時間が自由になるのはとっても大きいメリット!!
だから、起業することで本当は、自分の思い描いたキャリアを描けるはずなんです。
私はそうでした。

でも、
それを知らない、感じらられない人が多いのかな。
つまり、
そう思える起業のメリットを感じられるロールモデルが少ないのだと思います。

それは、
起業家さんの中には、子育てしていますオーラを見せないようにしている人もいます。
よく目にする成功例は、バリバリ仕事をしている人が多いんですよね。
それは単に、プライベートな部分はあまり触れられないからかもしれません。

だから、
私らしいライフスタイルを描けるんだ!と思えるような、
新しい女性起業家のロールモデルをしっかりと示すことで、
起業が促される可能性はあると思います。

仕事も子育てもどちらも大切にできるなら、起業してみたい!
って思えるそんな起業家のイメージ。


ちなみに、私はよく子どもを抱っこして会議などに出ます。
そんな姿を見た他の女性起業家さんに、
「欧州議会のママ議員のような存在になって〜」なんて、応援されることもしばしば。
きっとそうしたいと思っていても、できない。
それに、息苦しさを感じている方が多いのかもしれないなー。

そう思うと、
やっぱり、そんな起業家のスタイルを伝えることって、とっても良い気がしています。


起業サポートの区別をなくす


通常の産業支援の相談窓口に行くと、「若者、女性は門前払いを食らう」というのは、かなり知られた話。
「起業は女、子どもの遊びじゃないんだ」
「こんな事業、誰にウケるんだ」
「女性がやりたい事業なんて、意味がわからん」
…とかって言われるんですってー。
そんな施設ばかりでは、もちろんありません。
でも、そう言って、泣きついてくる方がよくいます。


例えば、OKa-Bizの相談のうち3割は女性です。
その結果として、「女性のチャレンジ支援賞」をいただいたわけです。

でもね、
これって、特別なことかって言われるとそうじゃない。
だって、女性の起業は全体の3割。女性経営者は全体の1割。
つまり、相談の2〜3割くらい女性が来ても本来イイはずなんです。
 > 中小企業白書 http://goo.gl/yFRVQk


しかし、私が約10年前、小出氏のところに住み込み修行をした後、いくつかの産業支援機関を回った時もこう言われました。
「女性や若者なんて、相談にこないよ。
 男性、特に中年の男性が、金融の相談に来るんだ。
 女性や若者に起業なんてニーズはない。」
ってね。

相談窓口の支援も、本来は、女性も利用できます。
でも、実態は利用しづらい。
補助金なども、男性のためだけに作られているものではありません。
けど、女性は窓口で門前払い。
だから、補助金もうまく使えないのかもしれない。

つまりね、
今ある支援メニューを、ちゃんと使えるようになればイイ話。
女性だから特別女性のためになんていう施策は必要ないと思うんです、本当に。


先日、ご一緒した女性の起業支援しているコラボラボの横田さんはおっしゃっていました。
 > http://ameblo.jp/colabolabo-yokokyo/
「女性の起業を増やすにはどうしたらいいか?と聞かれる。
 中小企業の相談所に行ったら、中高年のオジサマしかいない。
 それじゃ、女性は相談もできない。
 女性が相談できる、相談員を増やしてよ!って申し上げるんです」
って。


若者の起業を増やしたいなら


女性の創業は、身の回りの課題から生まれることが多いということをよく言われます。
私も、お話を聞いていると、いつは生活や社会の課題解決事業を行っている方が多い印象。

だから、女性は課題を目の前に見せられれば、動く人は動く。
つまり、事業につながる可能性が大きいと思うんです。

でもその課題に出会うのが、実は、地域や生活に触れやすい子育て時期だったりするんです。
だから、若い時よりも、子育て時期を経てからの方が多かったりすると思います。


女性起業促進のための、特別なものはいらない


何があれば、女性が起業を目指すのか。
そして、その事業が継続されていくのか。
まだまだ手探りなのかもしれませんが、特別なことをしたがるなーという感じが否めないこともあります。
でもね、思うんです。
大切なことは、起業だけじゃなく、女性が社会に受け入れられるということ。
そして、男性だけじゃなく、女性にもサポートの門戸を開くということ。
特別なこととかではなく、地に足ついたサポートが必要だなあと思っています。


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