私が公的産業支援の世界、中小企業支援の世界に入るきっかけを頂いたのは、富士市産業支援センターf-Bizセンター長の小出さんに、9年前に弟子入りさせていただいたことでした。

当時、小出さんへの弟子入りした際、また今でも同席をさせていただく時に、大切にしている事がいくつかあります。

相談でのポイント


小出さんが相談に応じられるときのポイントです。
・コミュニケーションの仕方
 ー相手からの信頼関係を早期に作り出す
 ー相手から話を引き出す
・提案力
 ー相手との会話から強みを見つけ出す
 ー市場ニーズ、前例等と照らし合わせ、根拠ある解決策を提案する


技を盗むためにする2つの事


そこで、自分でも小出さんを再現できることをゴールにし、同席させていただける時に徹底している事は2つ。

1.一言一句逃さず、メモを取る
何が、コミュニケーションの、そして提案のポイントなのか?ひたすらメモを取ります。

メモを取るポイントは、自分の主観ではなく、とにかく、一言一句、逃さず、メモを取る。
できれば、ありのまま。
そのメモを振り返ると、どこで相談者の顔色が変わったのか、どこが相談のポイントだったのかが分かります。


2.徹底的に質問をする
そこで、終わると質問します。徹底的に。
とにかく、ポイントだと思うところを、
なんでそう言ったのか?
なんでこう質問したのか?
なぜ相談者はこう返したのか?
なぜ相談者の顔色が変わったのか?
・・・

それは、自分にとって分からない事も、自分はこうだと思う事も含め、ポイントだと思うところは全て全て質問していました。

すると、
自分が答えはこうだろうと分かっているところも、実は小出さんとは意図が違っていたり、ニュアンスが違っていたり、または違っていないけどもっと深い意図があったり。
これは、けっこう答え合わせに近い感覚です。

でも、自分が相談を受けた時、その一言一言が発せられるか?
発せられないなら、発せられるようになる。
それが同席させていただくポイントです。


(おまけ.振り返る)
そして、一日の終わりに、全てデータでおこします。
そして、抜け漏れがないか、振り返る。


1ヶ月の弟子入りなんて迷惑


実は弟子入りする前、この弟子入りを有効活用するためにこうした方が良いと、ETIC.の山内さんからアドバイスをもらいました。

それは、約1ヶ月の弟子入り修行。
短期間の弟子入り修行とは、迷惑なだけである。
では、迷惑な弟子入り修行の成果を何にするのか?
何が貢献できるのか?
まずは、小出さんが何を考え、どう思考し、そして、成果を出して行くプロセスの中で、何がポイントなのか?
それを理解することではないか。
そのために、タカシマの主観はいらない。
だからメモを取れ。
と。

なるほど、と納得してやった訳です。

しかし、その1ヶ月間、そして現在に及んでも、それを繰り返して来た中で、小出さんへの質問と答え合わせも、だいたい意図するところと合致するようになってきました。
かつ自分も、小出さんまでのクオリティが出せているかと言われると、まだまだだと思うところもありますが、しかし、しっかりと相手の強みを引き出し、そしてしっかりと提案できる相談を受けられるようになっています。


先人からとにかく全てを学ぶ


どんな場合でもそうですが、インターンや研修に来ていて、
「質問しない人いるんだよね」なんて、話を聞きます。
自分の感想を言っておしまいなんてことも良くある。
そんなのもったいなさ過ぎる!!!
自分の感想なんて、自分には何の学びにもつながらない。

やっぱり大切な事は、まずは先人に学ぶことです。
先人はこれまで試行錯誤をし、模索をし、そして今の成功に至っている。
だからこそ、どこが良くてどこが悪いのか、なんてそんなことは置いておいて、とにかく全てを学ぶ。

全てを学んだ上で、次に自分カラーで上乗せできる所を試行錯誤する。

弟子入りしているのに、相手を学ばずして、何を学ぶのか。


何もかもを真似てみる


まずは弟子なら、その人のしゃべり方、言い回しまで何もかも真似る。
そうして初めて弟子だろ?!

そう言われた事があります。

確かにそうですね。
まだまだ、小出さんの言い回しまでは、真似られていないなー。

タカシマも、まだまだ師匠「小出」化の途中ですw