早いもので、出産から約一ヶ月。
いよいよ床上げ、社会復帰のため、明日、実家から自宅に戻ります。


入院、出産のこの二ヶ月は、しかしあっという間でした。

そして、入院していた一ヶ月ちょっとは、私にとってとっても深い時間でした。

落ち込んだ入院生活


入院時は、
「なんで、今ここにいるのか?」
と、よく落ち込んでいました。
あぁ、、、私も落ち込むこと、あります ^^;


一つは、仕事についても関係者の方に、そして家族にもとっても迷惑と寂しい思いをさせました。


そして一つは、思い描いたマタニティーライフを送れなかったということかもしれません。
妊婦さんって私にとってとても憧れで、幸せな時間。だからこそ、希望通りにならない出産は悔しいばかり。
切迫早産になるかもしれない。。。そう思って用心してきたのに、岡崎での入院も準備もしてきたのに、なんで急に入院し、しかもなんで岐阜なんだ?って。
生きて帰れたし、子宮は残ったから満足すべき。しかし、出産すら産む場所すら、立会いすら選ぶことができなかったことは、やっぱり悔しかったかなぁ。


家族にとっての大事な時間


入院時は、季節感なく、空がちょこっとだけ見える病室から、日にちを指折り数える毎日。

でも、いくつかの思い出も。
面会時間ギリギリのサプライズな焼肉弁当にスリルと元気をもらったり、スタッフが仕事帰りに訪ねてくれたり、子どもたちのたまった2年間のアルバム整理をしたり、旦那さんと病室でゆっくりご飯を食べたり、子どものお誕生日をお祝いしたり。。。
些細なことや当たり前の日常に感謝したり、日々ではきっと味わえない、気づけないこともありました。


そして、やっぱり一番大きかったのは家族との関係性が変わったことかな。

上の娘が泣くのを堪えて歯を食いしばりながら帰る姿や、あと何日寝たらと電話の向こうで泣いている姿を何度も見ました。
娘は入院中、あまりお見舞いやお電話をくれませんでした。
後で母から、「泣いちゃうから、お電話もお見舞いもしない」と娘は言っていたそうです。
退院した1日目の深夜も、寝ながら泣く姿を見ました。
小さいながら、いろんなことを我慢して一生懸命頑張ってきたんだなぁって。
改めて一緒に過ごす彼女は、とってもしっかりしていて、この一ヶ月で確実に成長し、大きくなっていました。

下の娘は、いつも通り愛想が良く。。。
でも少し甘えん坊になり、オムツへも逆戻り。。。でも、お姉ちゃんの言うことをよく聞き、二人はより仲良くなっていました。
二人はきっとこの私のいない間、助け合って、絆を深め合って過ごしてきたんだと思います。

そして、二人の娘は「あすちゃん、大好きだよー」と言って、お世話をたくさんしてくれます。
本当に待ち遠しかったんだろうなぁー。
( ↓ オモチャをたくさんくれます)
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そして、旦那さんは、忙しい仕事の合間に時間を作って、よく会いに来てくれました。
また最初の数日は、実家に預けると私と子どもたちが会えなくなるからと、仕事をやりくりしてワーキングパパを経験。
日頃忙しいので、三人で過ごすことも、寝かしつけ、保育園の準備だって、きっと初めてづくし。この数日を経て、下の娘もこれまで以上にお父さんになつきましたー。
「ワーキングマザーって大変だ!」って言いながら、子どもたちの世話と仕事をやりくりして、子どもたちと面会にも来てくれました。
( ↓ 三人でサッカー観戦も! ^ ^ )
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離れたことがない娘たちと私。
初めて三人だけで過ごす、娘たちとお父さん。


私生活においても、仕事においても、申し訳なく、悔やむこともありますし、不憫な思いをさせていると、とっても心が痛い約一ヶ月間だったことは間違いありません。
でも、
私たち家族にとって、絆を深め合う一ヶ月になったのかもしれません。


大感謝!!


あすは、私たち家族にとって、希望みたい。
皆で産まれてくるのを、じっとこらえて待ってました。
あすが元気に生まれてくれて、本当に嬉しく、とっても感謝をしています。
あすに、ありがとう。
そして、頑張ってくれた娘たち、旦那さんにも本当にありがとう。

幸せですね。


そして、急なことにも関わらず、頂いたたくさんの温かい声が、本当に支えになりました。
ありがとうございました。

無事に社会復帰に向けて動き出すことのご報告と、心配し、励ましてくださった皆さんへのお礼まで。
本当にありがとうございます!!



さぁ、まずは子育てと家事をスタート!そして次は仕事復帰に向けて、奮闘しますー!!