1年ほど前でしょうか、
本間正人さんのセミナーに参加した際、反応には、3つあると言うお話がありました。

 反対
 賛成
 共感

 > 本間正人さん 
   http://www.learnology.co.jp/results/profile/

当時はわかったようで、でも実はちゃんと理解できていなかったのです。

今回、日々を過ごす中で、いろんな人のいろんな反応を目の当たりにし、ここに実感したのです。


ポジションによって求められる共感力


例えば、「赤ちゃんが、保育器から出た!」
こんな嬉しい事があった時、この事実に対して、いろんな反応がありました。

良かったね!
やったー!
おめでとう!
嬉しい!
頑張ったね!
・・・とかね。

反対する人はいないわけですが、賛成と共感とに分かれます。

友人なら、どちらでも嬉しい。
でも、より近親者だと、「賛成」であったとしても壁を感じることがある。
これは深い学びです。


共感力とは、「感じる力」と「表現力」


しかし、共感していたとしても、メールなどでのやり取りが多くなった今では、その語彙力、文章力によっても伝わり方にぐっと差が出る。
共感しているのに、賛成しているようにしか見えなかったり。
共感していても、語彙が少なくて、感情を表せなくて、その共感を伝えられない人もいる。

つまり、共感力って、
「共感を感じる力」「共感を表現する力」が重なって「共感力」


求められる共感力


仕事をしていても、同じプロジェクトしてるのに、不意に他人事?みたいな反応があると、腹が立つことが私はよくある。
それは、まさに反応が「共感」ではなく「賛成」だから。

特に私たちの仕事って、身内のプロジェクトではなく、中小企業さんのご相談に応じたり、プロジェクトをサポートしたりすることが多い。
外部の人間だからこそ、その微妙な表現力であり、感じ方でありが、とっても大切だと思うんです。
時に「賛成」が必要だし、時には「共感」でなくてはならない。
その一言で、相手のモチベーションっすごく変わるんですよね。

あー、
共感力って、まさにとってもとっても大切だなぁと思いました。
もう一度、本間さんの講義を受け直さなくては・・・。