今週、夏休みを利用して3泊4日の家族旅行でした。
昨年秋からOKa-Bizの仕事が始まり、私も旦那さんも働く曜日が固定されたことから、年に2,3回と限られた長期休暇。
長期休暇を利用して、遠出をすることがここ最近の家族の楽しみなのです。


小さな子連れ旅行の葛藤


旅行に出かけるのは、単純に、旦那さんが旅行好きだからです。
私も旅行は嫌いじゃない。比較的好き。

しかし、子どもが産まれてから、少し葛藤があります。

子どもの事を考えるとどうなのか?
旅行しなくても楽しめる事はたくさんある。いや、むしろ観光などは子どもは楽しくない。
でも、
行こうと誘ってくれているのに、行かないのはイマイチだなあ。
最初は、そんな価値観のすれ違いが怖かったというのが本音かもしれません。

旅行に行くと決める時、いつもそんなことと葛藤しながら、子どもたちも楽しめる、子どもたちの事も考えたプランで行けるように着地点を探しています。


「旅行」をするということ


今回の旅行も経て、改めて思うんです。
私たち家族にとって、「旅行に行く」という事自体が重要。

子どもたちが旅行で異文化に触れたりする事は、わからないながらも、かなりの刺激になっている。
それは彼女たちの顔を見れば、間違いないのです。
でもね、そんなことより何よりも、
家族4人が一緒の時間を過ごすと言う事がとっても大切。

私たち家族は、普段、べたっと一緒にいるわけではありません。
共働きで、しかも、旦那さんはかなり忙しい。
彼は、週に1,2日、子どもたちが寝るまでに帰って来れれば良い方。

語弊を恐れなければ、
子どもたちにとって、お父さんはあまり一緒にいられない人です。
上の娘は、旅行中、何度も、
今日はお休みか?ずっと一緒にいられるのか?と、父親に尋ねていたほど。

そんな中で、どう家族という絆を深めて行くのか?

「家族旅行」は、家族だけで過ごすまとまった貴重な時間。


否が応でも一緒にいるしかない


娘たちは、日々成長し、変化をしています。
下の娘は2歳に近づき、そろそろイヤイヤ期がはじまりました。
母親への後追いは激しくなる。なんでもお母さん。

そして、
上の娘だって、まだ4歳。まだまだ甘えたい事も多い。


家にいれば、
電話だの、仕事だの、時間があるから少し人と飲みに行くだの、ちょっと昼寝だの、一人で部屋にこもだの、
結局、ベターッと一緒に過ごせないのが現状です。

でも、
旅行に行けば、変な話、否が応でも一緒にいるしかない。


一緒に過ごす中で、家族の形は変化するし、深まるなあと思んです。
互いのことをよくわかるし、思いやれるようになる。そして認め合える。
例えば、今回の旅行中も移動をするのに、下の娘に抱っこをせがまれます。
でも、私は体調の都合からあまり抱っこできない。
最初は泣き叫ばれながら、下の娘は旦那さんに抱っこをされて移動します。

が、2日目、3日目、日を追うごとに、
お父さん抱っこにも慣れてくる。
最後には、旦那さんが手を広げると、自分から旦那さんに抱っこされて行きます。

単に家にいるだけでは、やっぱりそうはならない。
日常生活においては、嫌がるなら諦める、なんてこともよくあります。
が、旅行中はそうするしかいない。


一緒に時間を過ごすと言う事。
これがとっても大切。


一緒に過ごす時間が「家族」を育てる


家族になって行くって、
時間も大切。
濃密さも大切。

ある人が言っていました。
残念ながら、一緒に過ごした事のない子どもへは、血がつながっていたとしても、一緒に過ごした子ほどへの愛情は感じられない。
やっぱり一緒に過ごすから、愛情が産まれるんだ。
って。


時間が、家族を育てる。

旅行なんてしなくったって、一緒に過ごせるし、家族になれているわ!
もちろん、そんな家族も多いと思います。
でも、
私たち家族には、この「旅行」と言う一緒に過ごすベタッと濃密な時間が、より家族を育ててくれる。
とっても大切な時間になっているなあって思います。


さあ、エネルギーも蓄えたし、お休み明け、さらに頑張りますー!!

2014-08-13-09-57-29