今日はアスクネットさんにお世話になり、
愛知県内の商業高校の(一部の)先生方に向けて、
起業のお話をさせていただきました!

ワークショップも!という主催者の意図もあり、
お話とワークショップ。
盛り上がるか心配でしたが、そんな心配はよそに、
真剣に話に耳を傾けていただき、
そして、真剣にワークショップに臨んでいただきました。
しかも!
このワークショップの内容がカナリ面白かったです!!
やっぱり、先生って、すごい!!!!^^


全国の商業高校が抱える課題


このお話、実は、IIHOEの川北さんから課題提起を頂きました。

全国の商業高校のお取り組みの中で、
今、「起業」というキーワードがよく出てきています。
マーケティング、簿記、販売などなど「商い」の勉強をするのに、
その実践をしないまま、机上だけの学びになっているのが、課題だそうです。

もちろん、商品開発をして、グッズ販売などを展開している高校も多くあります。
そして、もちろん、彼女たちが全員起業をしたらいいとは思っていません。


高校生が人生の方向性を決める判断材料はない!


今年度は、高校生にお話をさせていただく機会を多く頂戴しています。

そこで、お話をさせていただくたびに、
高校生たちに、ここまで16,7年、生きてきた中で、
親や教師以外に、出会ってきた大人の数を聞いています。

実感値では、20人以下が95%かな。

つまり、
彼ら、彼女らにとっての社会は、それ以上にない。
ということなんです。

私は大学進学の際、
テレビドラマを通じて憧れた職業に就きたい!
と、学部を選択しました。必然的に大学も選択をされたわけです。

夢を決める典型的なパターン。

私も、振り返ってみれば、
職業を選べるほど、会社も知らなければ,職種も知らなかった。
起業なんて、どういうものかもわからず、そもそも選択肢にない!

なのに、
ある程度の人生の方向性を、高校生で決める!
ということは、今の社会の現実なんです。

つまり、
知らないのに、決めなきゃならないんです。

ちなみに、高校生へのヒアリングで、
身近に経営者がいるかどうかについては、
いない人が80%超えるかなぁ。。。
たまに、中小企業経営者や商店のお子さんがいらっしゃいます。


「経験したことにしか課題意識は持てない」


起業家の皆さんにお会いする中で、共通する事は、
「実際に経験した事にしか、課題意識を持てない」
ということ。

つまり、いくらニュースで流れても、
いくら人から聞いても、
現実目の当たりにして、現実で出会って、
そこで、それぞれなりに課題意識を持ち、
それぞれなりの行動を考え、することが出来る。

ピアの佐藤さんがよくおっしゃいます。
同じ課題・事象に出会っても、
それぞれどう行動するか?は違う。
どれも正しいし、どれも間違ってはいない。

でも、
それをどう捉えるのか?
どう思考して、どう行動するのか?
そもそも、思考するための、どういう行動の選択肢があるのか?

これは、私はとっても大切な事だと思うのです。

もちろん、
高校生までに全てに出会う必要はない。
私だって、大学生で、劇的な出会いがあり、
そして、それから、今に至っても様々な出会いを繰り返す中で、
思考を深める事が出来ています。


高校生は地域と接点を作るラストチャンス


しかしながら、振り返ってみて、よく考えると、
自分の地元の地域に出会うことって、
高校生が機会を与えてもらうラストチャンスみたいなところってあるんじゃないかって
思うんです。

自分もしかり、
高校を卒業し、進学をすると、地域を離れてしまう。
自分の地元に触れることすら出来なくなるのに、
よっぽどの経験がない限り、自分の地域を知ろう、
自分の地域に貢献しようなんて、思える機会を持つ事は容易ではない。

そこで、一つは、岡崎で行った街の課題からビジネスプランをつくる
「まちシゴト・アイデアコンテスト」は、一定の意味があるのかなと思っています。
彼女たちに、地域に目を向ける機会をつくり、そして、他の地域などを調べて、
解決策を模索してもらい、事業として提案をしてもらう。
実際に、地域の課題を感じていた学生さんは、ビジネスプランを考える中で、
これはゼッタイにやりたい!と思い、今その下準備をされています。

また全国の事例からすると、
防府商業高校さんが会議所と行っているような事業。
 > http://shiawasemasu.jp/
地元の商業高校の学生さんたちが、
地域の商業者さん、中小企業さんと一緒に、
「商い」をする、体験するのではなく一生懸命に取り組むこと。
そんな機会は、
きっと彼ら、彼女らの、人生の選択肢を増やすことにつながるし、
地域への新たな視点を持つ事が出来る、そして、
何かやりたいと思った時の思考の選択肢が増える。


私自身も、皆が皆、起業してほしいとは、毛頭思っていません。
しかし、人生において、「起業」という選択肢を持つ事は重要だし、
そして何よりも、ビジネスを考える時には、「地域」は置いておけないわけで。

なので、彼ら、彼女らが、
高校生の時期に、リアルな「商い」を、地域と一緒に取り組む、
起業であり、一生懸命な活動はとっても意味深いものだと感じています。





授業をさせていただいたり、教育について触れさせていただく機会が増える中で、
「教育」「人材育成」ってとっても重要だなあと
改めて強く感じているところです。

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