2月21日は、岡崎市の認定農業者の皆様に向けた、
「6次産業化」について、愛西市のトマト農家さん石原さんにお越しいただいて、
セッションをさせていただきました!!

 > 6次産業化について
   http://takashima.blog.jp/archives/54092394.html   


セッションをさせていただいて、改めて、
6次産業化することには意味がある、価値があると感じています。

1.儲かる


加工品を作るなど6次産業化に取り組む際、特に使われるのは、
規格外となってしまった、これまでなら捨てていた作物たち。
これを、出荷する作物と同じ金額で換算して加工品を作るということ。
つまり、「0円」だった作物に金額がつく
そして、動いた分の手間賃が入る。

確かに、少量しか作らないため、その手間賃は、合計するとそんなに儲かったようには思えないのです。
でも、手間賃の全体に対するパーセンテージを見れば、そんなに卑下する数字でもない。
つまり、数量の問題。

でもこれは彼らにとって本業じゃない、副業。
語弊を恐れずに言えば、
サブでやる、数量も作らない、
つまり、ここに本気で命かけている取り組みでもないので、そんなもんだと思うのです。


2.モチベーションがあがる


6次産業化に取り組む時、それは息子であり、嫁が主体になって取り組む事が多いそうです。
これまで主に作物を作ってきた人の手から離れるケースが多いということ。
つまり、
その人は任される事で、モチベーションがあがる。主体者になる。
そして、
本業の作物作りへのモチベーションもあげてしまう。


3.取り組むチャレンジから学びが深まる


6次産業化に取り組んでみる事で、連携をしたり、そこで勉強をしたり、
お客様の立場に立って考えてみたり、考えてみたり、
何が自分たちの肝なのか?何がお客様に求められているのか?
そんなところから、考えが深まり、学びが深まる。

新たなチャレンジをする中で、学ぶ事、考える事が
大きく農家としての成長も支えてくれるようです。


4.作物づくりに改めてかえる


6次産業化に取り組む事で、改めて、作物を見直す機会になるようです。
それは、お客様の声を聞く機会になるから、
たとえ6次産業化で得られる収入が微々たるものだったとしても、
そこから振り向いてくれたお客様に対して、
結局、自分の野菜を食べてもらいたい!!につながる。
そして、より良いものを提供しよう、より満足してもらおうと思う。
だから、また原点である作物作りに力が入る!



6次産業化って、手に入るお金って微々たるものだし、
苦労するし、意味あるの?って、声を良く聞きます。

でも、
改めて考えてみると、収入がマイナスか?と言われると、
事業ですから、上手く行かないこともあると思いますが、
しかしながら、上手く回れば、これまで0円のものが多少なりともプラスになる。

そして、そこから多くの副産物が生まれてくる。
ちゃんとそこに意味付けができれば、
チャレンジをする価値はちゃんとあると感じています。


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