実は、オリンピックが大好きなんです。
今年は久しぶりにあんまり見れていなぁ・・・。
でも、昨晩のフィギアスケート女子のフリープログラム。
浅田真央選手の演技。
実家で仕事をしながら、手がとまり、テレビに見入ってしまいました。


いつしか応援者として巻き込まれて行く


私たちは、金メダルが見たいんじゃなかったんだ。
彼女の笑顔が見たかったんだ。

演技が終わって、私はそう思いました。

14、5歳から、ずっとテレビ越しに見ていて、
そして、紆余曲折、栄光の時代も、
そして、ふるわない時代も、知っている。

成果が残せない時でも、なんとか、最後は形を残す彼女の姿は、
やっぱり力があるんだあと感じたこともあるし、
でもつらいんだろうな、いつか復活してくれるに違いない!頑張れ!
なんだか、
彼女に巻き込まれ、
そして、いつしか応援者になっていっていたんだなあと
振り返って思うんです。

だから、このソチオリンピック、
彼女がショートで点数が伸びなくて、
でも、ノーミスで彼女がやりたかった最高の演技が出来て、
そして、演技を終わった後の彼女のウッと涙がこみ上げる表情と、
その後、満面の笑顔で、会場にお辞儀をするきらきらと輝く本来の彼女を見れて、
私は、涙がとまらなくて、とまらなくて。

嬉しい。
良かった。
ありがとう。
・・・純粋にそう思ったのです。


インタビュアーが、その後、
「皆、嬉しいです。」
って、感動しながら、一言を添えました。

そうだ、皆、この彼女、笑顔の彼女を見たかったんだなあって
思ったんです。

金メダルを取れたら、なお良かったのかもしれません。
でも、金メダルじゃなかったから、みんながなお、感動したのかもしれない。


私たちは、彼女にたくさんの夢をもらって、
そして、彼女にたくさんの勇気をもらった。


経営者にとって「完璧」は、応援をされない


これって、事業をして行く上でも、
経営者にとっても大切な要素だなあと思います。

応援者を作るコト。

巻き込みが大切、
応援者を増やせって言われるけれど、
実際にはなかなか思う通りには行かない。

真央さんから学べる事は、
弱みも、強みも全部見えて、
そして、必死に頑張る姿が、勇気を与え、
共感を産み、そして応援者を育むんだ!ということ。

でも、
経営者は、弱みを見せたがらないし、
弱みを見せたら、ダメな部分を見せたら、
皆が離れてしまうと思う。
だから必死に隠そうとする人もいる。


秋元祥治が最近講演で良く言うんです。
5、6年前、経営がとっても苦しかった時、
それまでは、状況悪いって言ったら人が離れて行く、
もっと立ち行かなくなるって、ずっと思っていた。
でも、
本当にどうにもならなくて、怒られる、
応援してもらえなくなると思いながら、
支援者のところを回り、助けてほしいと頭を下げたら、
皆、何でもっと早く言わないんだと言って、助けてくれた。


なるほどな、
強く、大きく、完璧に見せる事が、応援してくれるための
大切なポイントじゃないんですよね。

自分の弱いものを、足りないものを、
助けてください、貸してください、応援してくださいって
言える事の方が、真の強さなんだろうと思うんです。

それは、私はこれがやりたいんだ。
っていう信念があるからこそできること。

そして、助けを求められた方が、
皆、応援しやすい。
真央




浅田真央さんに本当に感動。
そして、たくさんの事を学びました。

そして、浅田真央さんだけじゃなく、
今、五輪で活躍している選手それぞれが本当に素晴らしいと思う。
メダルを取れないと、ガッカリ・・・見たいなムードもあるけど、
そうじゃない。
それぞれのチャレンジ、それぞれのストーリー、
そして、そのステージに立って、必至に頑張っている姿に、
私たちは尊敬し、
そして、チャレンジする事の尊さを伝えてくれている事に感謝をしています。


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