美容院に行くと、美容師に根掘り葉掘り聞くのが、結構好きです。

美容院には、美容師見習い中の、
アシスタントがいたりする訳です。
パーマをかける、
カラーをする、
カットをする・・・。

彼らの動きを見ながら、
下っ端の時期ってとっても重要な期間だと、私は思うんです。

出来る「下っ端」と出来ない「下っ端」


例えばパーマ。
美容師によると、
たかがロットを出す、紙を出す、ゴムを出す、
この3つの作業だけ。

でも、人によって全然違う。
出す角度、出す物、出す種類。

それによって、
こいつ分かってるねーと思える人と、思えない人といる。

それは何か?

「気付けるかどうか」

次は何が必要なのか?
前に何を巻いたのか?
どういう角度だと早く巻けるのか?
この人はどういう完成をイメージしているのか?
なぜそこにそれを巻くのか?


「伸びる」要素


大切な事は、「観察力」。

そして、終わった時に、
「ここはどうしてこうしたのですか?」
「これはどうやってやるんですか?」
って、聞く人がいるそうです。
これは実はゴクゴク少数なんだそうです。

でも、それを聞かれると、
よく見ているなあ、
上手くなりたいんだなあ、
興味があるんだなあって思うんだそうです。

そして、
こういう人は「伸びる」と。

手先が起用とか、何かを上手にできるとか、
美容師にとって、それは良く出来た方が良いけれど、
そこが一番のポイントかと言われると、そうではない。
最終的には、技術力では、そんなに差がないんだそうです。
そんなことはある程度、努力でカバー出来る。

では、彼らにとって何が上手いと言われるポイントなのか?
お客さんの事を良く観察できるか?
流行を良くとらえられるか?
何があう物で、何があわない事なのか?
そういうセンスを磨く事が出来るのか?

それは、つまり、
「観察力」が全て。


場数があれば、上達する訳ではない


どんな業種でも、よく場数が大切だと言われます。
じゃあ、場数を踏めば、上手くなるのか?

ならないね。・・・と。

だって、格安のカットハウス。
1日何十人と髪の毛を切る。
場数は誰よりも多い、上手くなるのか?
ならない。
「切るという作業」だから。

きれいになると言う事を求められてない、
きれいになると言う事を目的にしていない、
切ると言う事を目的にしている。

つまり、
どこにゴールがあるのか?
そして、そのゴールをどう突き詰められるのか?
そのための要素を大切にできるのか?
そのために、どう努力できるのか?


下っ端事が出来る人は結局支持される


だから、下っ端の時期は大切だと思うんです。
何をしているか?が大切ではない、
何事も、
何を目標にするのか?
つまり、
何に向き合っているのか?何を大切にするのか?が大切。
自分が大切にしたい事に、しっかりと興味を持ち、
そして、しっかりと学ぶ、それを極める、
それが下っ端の時期。

だから、下っ端事が出来る人は、気付ける人。
結局、上達する、そして、お客様に支持される人になって行く。


これって、美容師だけではなく、
私たちにもそう共通する事。
誰にでも共通することなんですよね。


ーーーーーー
● 岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz
中小企業、起業家、商店、農業者・・・どんな方でも、事業の相談に応じます。
ぜひお越し下さい!
 >> http://www.oka-biz.net/

● 地域から共感され愛されるビジネスへ『東海若手起業塾』
 >> http://www.tokai-entre.jp/

<<イベント>>
▼OKa-Biz
 1月24日 人気を博したFBセミナー講師が再登壇!!「YouTube活用法」
 1月31日 Yahoo!執行役員 小澤隆生さん
 2月 6日 「効果的なプレスリリースの方法」
 2月15日 NEET株式会社会長 若新雄純さん
 2月20日 ユーグレナ社長 出雲充さん
 3月 1日 日本総合研究所主席研究員 藻谷浩介さん
 3月下旬 日経ビジネスオンライン編集長 蛯谷敏さん
 3月中旬 LINE活用セミナー
▼東海若手起業塾
 2月7日 『弱者が活きる雇用 』
       社会福祉法人むそう 戸枝陽基氏
       日本ウエストン株式会社  臼井麻紗杜氏
 3月16日 第6期最終報告会

下っ端