日本の女性管理職の割合は、6.9%。
 >日経新聞
  http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC1700H_X11C13A2EA2000/
 >労働政策研究所
  http://www.jil.go.jp/institute/discussion/2012/12-04.htm


単純に、管理職が増えればいい!
とは全く思いません。
しかし、
見当つきそうな数字ですが、
改めて衝撃的でした。



では、
なぜ女性を登用できないのか?



それには、いろんな理由があると思いますが、
その一つとして、最近よく思う事は、
「労働時間絶対主義」
みたいな考え方があるんじゃないかなぁと。
「労働時間=生産量」みたいな。

 
小さい子どもを育てている親は、
基本的に残業はあまり出来ません。
保育園がやっていない土日祝日出勤も難しい。
基本的に、定時出社、定時退社。
人によってには時短勤務を希望したり、
子どもの病気等で、急な早退や欠勤がつきもの。


だから、
「子育て中の女性は、リスクだ!」
なんて言われ慣れちゃうくらい。
労働時間が長時間、必ず確保できなければ、
仕事の生産ができないと思われている。



働いた時間分、生産できる。
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時間をかけて働く事がよしとされる、
時間をかけてさえいれば、経営者や管理職は安心できる。



でも、
本当でしょうか?



そもそも仕事の内容が変わりつつある現代。

働いた時間分だけ、仕事は生産されるのか?
成果は、時間に比例するのか?



そして、
価値観が多様化する時代。
求められる豊かさの概念も多様になってきている。



従来
 (時間=仕事) → お金 → 生活が豊か = ハッピー

現代
 (知恵=仕事) + 生活 → 人生の質が豊か = ハッピー



お金があるということだけが、「豊か」だとはとらえられない時代。

「生産力=労働時間」だけではない、
労働時間の長短が仕事の成果を生むというわけじゃない時代。


でも、
その変化を受け入れられない経営者も多いのかもしれません。
まだ経営者の中には、管理職の中には、
「時間をかけない仕事の仕方に恐怖」がある。
社員が時間さえかけて働いてくれさえすれば、安心。
だって彼らが生き抜いて来た時代はそうだったから。



本来は、
「成果を出す事」を求めるべきなのに、
いつの間にか、
「時間をかける事」を求めている。



社会全般、
多様性を受け入れる体制が整わないために、
育児に限らず、介護やニートなど、
雇用・労働において様々な課題を引き起こす。


従来の考え方では、
いろんな事に支障をきたし始めているのかもしれません。
そろそろ社会自体がシフトチェンジをする時代に
さしかかっているように思います。




先日のNHK会社の星「じわり増加中。女性管理職SP」。
 > http://www.nhk.or.jp/kaisha/archives/131120/index.html

その中で、女性が上司になると、
帰宅時間が早まる!
なんて、お話がありました。

女性上司は効率的に仕事するし、
無駄に時間をかけない。
そして、できる限り定時で帰宅する。


そうすると、
部下は、効率的な仕事を心がけるし、
定時で帰ることに、後ろめたさがない。



多様な時代にあって、多様な価値観があり、
「豊かさ」の質も変わっている時代。
早くシフトチェンジできた企業は、良い人材が集まり、生き残るはず。

そして、それは、
人材が集まりづらい地方になればなるほど、
そうであると思う。


多様な生き方を望み、多様な課題を抱え、
多様な価値観を持つ時代、
社会全体がシフトチェンジして行く事が、
女性にとってだけじゃなく、
男性にとっても必ず生きやすい社会なはずだろうと思います。