先日、ある養豚業者さんのところへ。昨年、入院する前からのご縁。

安心安全、そして味にこだわった豚を育てています。
その味は食べた人、誰もが納得のモノ。
しかしながら、昨今の餌代の高騰、そしてデフレで、豚を育てれば育てるほど、赤字がかさんで行くそうです。

もぅ、何のために、何をしているのか、わからん。

と、おっしゃった一言がとっても印象的です。


食べ物だから、やっぱり安心して、美味しいモノを食べてほしい。
ただそれだけ。
まじめにコツコツ、本物を一生懸命につくる。
でも、現実は、こだわってもこだわらなくても、安全でも安全じゃなくても、同じ値段で買い叩かれてしまう。

このまま続けても、もぅ廃業するしかないんだから、廃業する前に、一か八か、挑戦したいんだ!!

そうおっしゃって、昨年末から、市場を通さない、独自での小売の方法を模索しています。
これは彼にとって、最後の挑戦であり、命懸けと言っても過言でないくらい真剣な挑戦なんだととらえています。

業界の色んな事情で、今は大変苦労をされていますが、入院前にお会いした時から、その熱意は全く変わっていません。

私は、力不足かもしれませんが、何としてでも、力になりたい。何としてでもこの挑戦は成功させなくてはならない。そう思っています。

それは、この事業者さんの切実な挑戦が成功してほしい!というただただ純粋な強い思い。
そして、一生懸命こだわって、日々努力を重ね、本物を作っているけど買い叩かれてしまう、この事業者さんと同じ様な境遇にいる地域の中小企業は、たくさんある。適性な価格で取引してもらえず、日々疲れて行くだけ。このままでは、頑張って本物を作っている地域の企業は、なくなってしまいます。
この事業者さんの挑戦が成功すれば、きっと彼らが今の状況を打開しようと一歩踏み出す勇気につながるはず。

地域にはたくさんの魅力的なモノがあり、寝る間も惜しまず頑張っている人がたくさんいます。
そんなモノやヒトが、ちゃんと日の目を浴び、適切に評価を受ける。
今、地域の中小企業にとって大事なことは、やっぱりそれなんだと、今回改めてお会いし、改めて強く感じています。

この挑戦に、とことんご一緒したいと思います!!!