先日事務所にお電話をいただきました。
よくよくお話を聞くと、昨年秋から試験湛水をはじめた「徳山ダム」の映画を制作、岐阜でも放映したい、岐阜の若者にも知ってもらいたい!!と。

「水になった村」公式HP 水になった村徳山ダムのドキュメンタリー映画「水になった村」
実は岐阜出身大西さんが監督、撮影をされました。
この村で過ごした記憶を記録したいとカメラを始めたおばあちゃんがいます・・・そんな思いがたくさん詰まっている村であったのですよね。

そう、先日、タカシマは偶然にも徳山ダムにお邪魔しました
そのときの思いを感慨深く思い出していました。

そんな映画が、岐阜の人に、若者にたくさん見てもらえるように、タカシマも応援していきたいと思っています!


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   映画「水になった村」

バッタや草木、そしてすべての生きものに捧ぐ
        ドキュメンタリー映画
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●日本最大のダムに沈んだ、岐阜県徳山村。
そこで生きる老人たちの生活に
15年間に渡って寄り添ったドキュメンタリー映画
「水になった村」が、今夏公開されます。

農業、環境、食、地域コミュニティ、居場所、
介護、地域医療、公共事業、・・
そしてなにより「おいしく、笑うこと」に
関心をお持ちの皆さまには、
ことさら感じていただける映画だと思います。


【水になった村】

監督:大西暢夫
企画・製作:本橋成一(「ナージャの村」「アレクセイと泉」監督)


〜作品紹介〜

ジジババたちの暮しぶりは、
都会からやってきた大西にとって
驚くことの連続だった。
村のおもしろさに魅せられた大西は
東京から片道500kmの距離を
バイクで通い続け、
写真家としてではなく、
ひとりの青年として
ともに歩き、作り、
食べ、笑い、カメラをまわした15年たった。

徳山村での暮らしは
衣食住のすべてが
山や川との関わりの中にあり、
昔からの長年の知恵に支えられている。
つい30年前までは
日本のどこにでもあった暮し方だ。

そして2006年、
ダム建設が始まる。
ジジババたちの家はなくなり、
村に帰ることができなくなった。

「自分の居場所」を失った
ジジババたちや生きものの姿は
強烈に私達に何かを伝えている。

2007年/日本/カラー/92分
製作:ポレポレタイムス社
助成:芸術文化振興基金
配給:サスナフィルム

【徳山村とは】
岐阜県揖斐郡の揖斐川上流にあった村。
村の98%が森林で、の8つの集落からなる。
ダムの建設のため村民は1985年に離村。。
徳山ダムは、2008年春に完成予定で、
現在試験湛水により村の可住区域は完全に水没した。


【監督紹介】
監督:大西 暢夫/おおにし のぶお
1968年生まれ岐阜育ち。
徳山村をはじめ、
日本中のダム計画のある土地で暮らす人たちの姿を
追い続けている写真家。
徳山村関連の著書に、
『おばあちゃんは木になった』(第8回日本絵本賞受賞)
『僕の村の宝物』など。
現在、ジジババの暮らしに影響され 埼玉の自宅近くで畑も耕している。


●2007年8月4日より東京・ポレポレ東中野にてロードショー!
●2007年9月8日より岐阜・大垣コロナシネマワールドでロードショー!